1998年4月にFXが誕生(一般化)してから早15年。紆余曲折ありながらも、FX業界は成長を遂げてきました。昨今における、若い人の投資対象は株式投資からFXに変わりつつあるようです。
FXがこれほど人気なのはどういった理由が考えられるのでしょうか。ここでは、FXの魅力やメリットについてお話致していきます。
FXは少額でも取引できる
FXの魅力の一つ、それが「少額でも取引が出来る」という事です。その為、今では学生や主婦などでも、副業のような形でFXにチャレンジしています。
FXでは、専用の口座を開設して証拠金を預け、それを元として通貨の売買を行います。そして、利用するFX会社にもよりますが、100円や1,000円、10,000円というような小さな金額で取引をする事が可能なのです。
国内口座では、レバレッジが25倍までという決まりがありますが、海外口座では資金の500倍、1000倍のレバレッジを掛けれる業者もあります。資金管理の大切さは別の記事で触れる事にしますが、高額資金で取引するも良し、少額で取引するのも良しなのがFXの最大の魅力と言えるでしょう。
外貨預金との違い
FXと外貨預金は一体何が違うのか、という疑問を持つ人も少なくありません。色々と違いはあるのですが、通貨を他の外貨に変えるというポイントは同じだと言えるでしょう。
そのなかでも、大きな違いと言えるのが、外貨預金で利益を出すには、外貨を預けた時よりも円が安くなった時に行動を起こす必要があります。しかし、FXの場合では外貨を「買う」だけではなく、外貨を「売る」という取引も可能なのです。
その為、円安の場合でも円高の場合でもその両局面を狙うような取引が可能となります。これが外貨預金との違いであり、FXの魅力の一つです。
株式投資との違い
FXと株式投資では取引時間が違います。株式投資を一度でも取引した事がある人であれば分かると思いますが、株式投資は市場が開いている時間は限られ、日中に仕事を持っている人ですと、値動きを見ながら取引を行うという事は困難です。
しかし、FXの場合ですと、世界の通貨で取引を行うので、24時間のトレードが可能となります。
また、インサイダー取引の考え方も違います。株式投資の場合、時としてインサイダー取引などによって不利を被る事があります。それに比べFXは、世界最大の規模を誇る市場ですので、インサイダー取引などによって影響を受ける事が少ないと言えます。
忙しいサラリーマンにも向いている!
FX取引を行う人の中には、本格的にトレーダーとして活躍している人もいれば、普通のサラリーマンが取引を行っているケースも多々あります。
FXは忙しいサラリーマンでも取引が可能なのです。また、忙しいサラリーマンの方がFXが向いているかもしれません。
一般的なサラリーマンなら、帰りは夜19時~21時という方が多いと思います。この時間帯というのはニューヨーク市場が開く時間帯であり、また、ロンドン市場とも重なっています。
つまり、最も為替市場が盛り上がる時間帯なのです。東京時間で21時から22時という、最も市場が盛り上がる時間に、リアルタイムで取引を出来るというのは大きなメリットです。
下手に24時間チャートを観察するよりも、値動きが大きいニューヨーク市場だけで取引することにより、安定した収益が望める可能性があります。