ファーウェイの排除が西側諸国から動き始めました。これは、私がいつ書いたものかも記憶がありませんがZTE制裁のときに、こういう動きになるよ、と書いているはずです。
中国製品なんかもっていたら、あなた自身が排除されるよ、と警告は出しているはずです。今回は、今年の6月から夏にかけて起こるであろうことを記しておきます。
金利の上昇アメリカの金利は、5月末の先物納会にかけて急上昇するでしょう。これは納会ごとの恒例行事になりますので注意が必要でしょう。このことに関して、モーサテなどはいつも金利が上昇するのは摩訶不思議などほざいていますがこんなことも予測できない連中が偉そうにモノをかたっているというのは個人的に頭にきます。
現在、金利は低下中ですのできちんと準備をしておいたほうがよいでしょう。一番、影響があるのは株価であって、低金利が今の株高の背景です。
また、夏にかけて去年の12月にドル安に転換をしています。つまり6月から物価上昇が確認できるはずで、その指標が出てくるのは7月。物価が上昇すれば金利は上昇するということです。
アメリカが12月にドル安に転換をしたのであれば、日本は円高で物価が下がるということです。金利市場に日本の金利は市場性が全くないのですから、もう下がりようもないのですが、金利が安く張り付いたまま、消費が盛り上がればどうなるかを考えていただきたいと思います。
原油価格の急落
6月から原油価格が急落をすると考えています。この理由は、ここでは説明がつかないのですが、おそらく急落をするでしょう。本日は、急落の入電になりますが、これは需要減とまた頭のおかしなことを言っています。
需要減なんかではなく、今まで、ドル高だったのにも関わらず、下がらなかったのがきのう、一気にきただけの話です。
イギリス問題の解決
なんともいえませんが、5-6月にかけて、イギリスのブレグジットが解決をすると考えています。現状のブレグジットは、ちっとも進展をしていないように見えますが、かなりメディアがようやくまともなことを報じ始めたと思います。
再度の国民投票など、本気で騒いでいるメディアなどは、民主主義の根幹が何たるかを全く理解していません。政治は国民投票の結果を受けて、離脱にむけて努力するほかないのです。前述したように、国民投票のやり直しなど通常はあり得ないことです。
その可能性を論じるイギリス議会議員やメディアなどは、私から言わせればバカ丸出しです。イギリスの離脱が決定すればドイツ、フランスを中心としたユーロの崩壊がカウントダウンが開始されるでしょう。
このユーロの崩壊や瓦解に関してはいつになるかはわかりませんが、ユーロへの嫌気が欧州で蔓延することでしょう。
イラン問題について
トランプ氏のことを調べていくと、トランプは戦争などやる気がないことがよくわかります。私は北朝鮮問題に関して、最悪のシナリオは戦争だ、と喝破したこともありますが、トランプにその意思は全くありません。できるだけ戦争は避けたいという気持ちが勝っています。
最悪の場合は軍事行動をするでしょうが、基本的にはイランといくら対立しても戦争はない、という認識になります。この問題も近々に解決をすることでしょう。ある国の仲介によって。
日本の本格的な景気回復は7月以降
日本の本格的な景気回復は現時点では7月以降になると思います。ドル円でいえば、円の分母が増大するのは7月以降だ、ということです。一方のドルは、円以上には増大しないとみていると思います。
アメリカは物価上昇がカギになると思いますが、その見通しがどのくらいの物価が上昇するか、という見通しができない状態ですので何とも言えませんが、おそらく日本>ドルになると思っていますので本格的な円安は7月以降だと思っています。
ほかにも起こりそうなことがいろいろありますが、また、思い出したときに書きます。
(この記事を書いた人:角野 實)