おはようございます。米中貿易交渉が決裂したことによって、なんだか、金融マーケットには悲観の嵐が流れています。正直、そうやってメディアに流される人は流されればよい、と思うのです。
そもそも、中国が制裁関税をアメリカに対してかけない、という摩訶不思議な現象を誰も解説をしない、ということに、疑問を感じない人が多すぎます。私からみれば、何かの思惑があるのだから仕方がない、詳細はわからないけど、と思いますけどね。
おそらく米中は裏で手を握っているのでしょうね。そういう中で金融市場はすっ飛ぶと週末に書きましたが、また訳のわかんないことを言い始めたといわれるのでしょう。
私からすれば、値段の予測ができない連中が荒唐無稽な話をでっちあげているだけの話です。ファンダメンタルズからは弱い理由などないのですがね。今回は、毎月のマークイット総合PMIからの相場予測になります。
各国のデータ
〇順位
「米53.0>中国52.7>ユーロ51.5>イギリス50.9>日本50.8>豪50.0」
〇前月比
「イギリス1.8>豪1.0>日本0.7>ユーロ▲0.2>中国▲0.3>アメリカ▲3.0」
〇前年比
「中国0.7>アメリカ▲3.3>日本▲4.3>イギリス▲5.7>ユーロ▲6.4>豪▲9.4」
この表からわかることは、豪やイギリスの順位が今までは1位にきていたのに、その雲行きが怪しくなってきているということです。
前年比では中国がトップになっていますが、中国はいち早く、貿易戦争の影響を受け無くなってきている、ということが言えます。来月には日本がトップになるのではないのでしょうか?
通貨別でみると
今回はクロス円で行きましょう。
以上の結果になります。この計算を毎月やっている理由は、予測としては悪くはないということです。そして、この計算には私の相場観などは一切入っておらず、純粋に数字だけを計算したものなのです。
つまり、きわめて合理的な予測であって恣意的な数字ではないことです。たぶん、計算間違いもあると思いますが、自分で検算してください。
この計算式がわからないという人は、今まで、何を読んできたのであろう、と思います。結果だけ知りたい、予測だけ知りたいという人は、見込みがないので相場を辞めたほうが賢明だと思います。
結果だけみてあたった、外れたなんて小学生でも、幼稚園児でもできるということです。実際の値段と見比べて、どうなのかをよく考えればいいだけの話ですが、それさえも面倒臭がってやらない人が過半なのでしょう。想定の範囲内なのですけどね。
(この記事を書いた人:角野 實)