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最近のさまざまな出来事を解説

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おはようございます。ずいぶんとマーケットには楽観論が広がっており、きょうのアメリカ株外電は単なる押し目だ、というような雰囲気になります。私からみれば何を根拠に「楽観」をしているのであろう、と思います。
今、株式市場の注目は決算になりますが、それは去年の企業業績決算、つまりクリスマス商戦で儲かったときの決算であり、過去のものです。
その数字は良くて当たり前です。キャタピラーが中国市場の不振から予想よりも良くなかったということから売られたそうですが、理由は違うのではないかな、と私は思います。

テクニカル的な解説

いつものようにドル円4時間足、単純移動平均の10と30です。黄色い線が30になります。もう一度、ゴールデン、デッドクロスの基本的な説明をしておきます。

デッドクロスの場合、白と黄色の線が両方↓を向いていなければそのクロスは有効ではありません。このロジカルな説明は以前したと思いますので割愛。ゴールデンの場合は両方とも↑を向いていないと有効ではありません、という話をしています。
現在は黄色も白も、角度がないとはいえ、↓を向いています。日足のクロスはめったにありませんが、4時間や1時間などはしょっちゅうあります。
今回の場合、1時間でデッドをして4時間でデッドをしたという形になっていますので、強烈な売り線という判断ができます。角度が甘いという指摘があるかもしれませんが、これは急落する前はこのクロスはいつもこんな感じだと思います。
急落したあとに、このクロスをみて、ここで売れば、と思うときはすごい鋭角に見えるものです。これを単純平均ではなく中央値で、みれば少し、早くクロスをするので現在の趨勢はMACDなどが流行っているのです。
要するに、単純平均と中央値で何が違うのかを理解していない人が豆知識として、中央値のほうが良い、なんてほざいている方をよくみかけますが、問題なのは、その中央値が相場を見誤ったときに、どう解釈するかの問題なのです。
つまり、テクニカル分析の一番の問題は、間違えた自分がいけないのに「だまし」とか都合の良い言葉を使って、他人に責任を転嫁するのです。
テクニカルは根拠がないから逃げ道がいくらでもあることが問題なのです。そこら中にいますよね。相場の負けを私の責任にする奴。私は考え方を提示しているだけであって、相場観は自分で考えろ、といつも言っています。
別に私と反対方向の相場観でも一向にかまいません。他人に相場観を依存するなら、相場などやらずに真面目に働けよ、ということです。

混迷するアメリカ

アメリカの経済は好調そのものです。現在は、例年の1月と比べて、消費者は好調、というよりも絶好調の状態です。しかし、例年、アノマリーではないのですが、アメリカの企業は投資を控えます。

つまり企業部門は不調なのですが、消費者が好調なのでアメリカ全体としてはGDPの7割を占有しますので、好調になります。アノマリーは理由がわからない季節性のことを言うのであって、1-3月期は貿易が不振になるというれっきとした、理由が存在しますのでアノマリーではありません。
企業は例年、春に備えて、2月の中旬から設備投資を開始し始めますので、そこから好調になってくるでしょう。しかし経済3主体のうち、企業と家計の状態は上記の説明で分かったと思いますが、これから、政府閉鎖の影響が出てきます。
トランプは、この影響も考慮に入れて、ガバメントシャットダウンを行った可能性は高いと思いますが、なんにせよ、長すぎた、ということです。一応、2/15まで再延期と決定をしましたが、ここで再び、政府閉鎖になるということはまずありえません。
今回、政府閉鎖が解除をされた理由は、身内である共和党、主に、上院からの離反にあるからです。その上、トランプの支持率が過去最低と同じくらいになっています。
この状態で2/15に再閉鎖などあり得る訳がありません。要するに民主党の圧勝、もっといえばペロシ議長の圧勝であり、今後の大統領選挙で、現時点でトランプは圧倒的に落選濃厚の状態になっています。つまり、2月のモラー捜査官の最終発表如何によっては、レームダック化をする可能性を秘めているのです。
つまりテクニカルでドル安になる理由を説明しましたが、このドル安の要因は政府要因からそうなる可能性があります。また、パウエル議長が金融緩和廃止のペースダウンの可能性や、ポンペオの閣僚離脱のうわさ、など挙げればきりがないくらいの、スキャンダルの嵐です。
またきのうムニューシンがベネゼェラ制裁に関してのコメントを出していますが、なぜ、財務長官であるムニューシンがベネゼェラに関与するのかも不思議なものです。
ベネゼェラで財務省に関係があるのはおそらく債務問題なのでしょう。メディアではあまり取り上げられませんがベネゼェラはかなりの混乱要因になると思います。
ともかく一連のトランプ劇場も、そろそろ、正体が見えてきたという感じは個人的には思います。どちらにしろ、トランプもパウエルも必死にドル安誘導をしているのですから、それに逆らって、ドル高なんて主張をするのはナンセンスの極みです。
このドル安宣言は去年の夏、7-8月から言っているのですから、十分な時間だと考えることができます。実際に12月から大幅なドル安になっている訳です。
12月からドル安になっているものが1月にすぐに転換するとしたら、アメリカ政府もトランプも一気に信用を失うことでしょう。

イギリスについて

あまりうまく説明できませんが、メイ首相が「国民投票」を先週、改めて否定をしました。つまり、ハードブレグジットも辞任も、総選挙、国民投票も否定したので、残る選択肢は「離脱延期」しかない訳です。

こういうのをロジカルな考え方であって、総選挙も辞任も、事実があってから考えればいいだけの話なのに、首相が否定していることを一生懸命、考えても無駄。無駄なことは考えないようにしないと私の場合は時間が足りなくなりますので、考えません。
コービンについてもある程度は調べていますが、余計なことをここで語っても仕方がないと思います。しかし、イギリスという国をいま、必死になって勉強を
していますが、調べれば、調べるほど奥が深い国だと感じます。
そんな中でメイ首相というのは歴代の政権からみると非常によくやっていると思います。もちろん、前任がアホすぎた、ということもありますけどね。じゃ、相場はどうなるのか、といえば、この混乱が続けば、何れ、経済が停滞するでしょう。
今は、元気よく戻っていますが、どこで売るかの問題だけだと考えています。下げ相場の戻りなんていつも意味不明で元気が良いものです。だから下げ相場の戻りでみなやられるのです。
で、今週、可決などしなくて否決されると思いますが、EU議会、内閣の承認などは得られませんので、相変わらず混沌としたままです。買えるだけの材料が見当たりません。
国民投票の選択が消えて、離脱延期という選択肢しかなくなったのですから、見えていますが、いつまで延期をして、どうなっていくのかは分析をしないとわかりません。
(この記事を書いた人:角野 實
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