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12/26のレッドブックに注目

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おはようございます。株価の下落が換金売りによって、止まりません。
この時期のマーケットというのは来年に向けてスタート台を低くする傾向もあるため、売れるだけ売ってしまえ、という雰囲気もあり、今回の下落の原因というものがとてもではないのですが、ファンダメンタルズによるものとは思えません。今回は、その辺を中心に解説をしていきたいと思います。

レッドブック指数

上記はアメリカの小売売上、レッドブック社による週間ごとの統計になります。去年よりも大きくなっていることは確認できると思います。何度も言うように経済指標というのは、前年同月比でみるものであり、去年よりも週間の統計では売れています。

しかし、前月比の売り上げではレッドブックは、12/11でマイナス0.5、12/18でマイナス0.3になります。おそらく、今度26日に発表されるものはプラスになっていると思いますが、これが今回の株価が大きく売られた原因になると思います。
要するに週間の統計では去年よりも売れているけど、月次統計では、マイナスになっていることが株はドルを売ることが理由になると思います。
何度もこれは言っていますが、経済指標というのは、政府、企業、家計の部門の3つのカテゴリーによって区分けされ、例年、アメリカの企業は11月に売り上げのピークをもっていきます。
このピークには当然、感謝祭から始まる年末商戦にターゲットを絞った行動になります。そして感謝祭明けのサイバーマンデーから年末商戦がスタートし、第一弾はサイバーマンデーで一回目のピークアウト、その12月の初旬から中旬までは売り上げを減らし、クリスマスに第二弾のピークをもっていくという形になります。
この間はすでに、企業は今年の生産活動を終了させていますので、企業部門のISM指数などを筆頭とする経済指標は低下していきます。一方で、消費者部門では消費者信頼感指数や上記のレッドブックなどの小売関連の指数は上昇していきます。
問題は、この企業部門の数字がマーケット関係者には注目されることになります。なぜなら、マーケットの先行きの上流のほうは、必ず政府や企業がおり、彼らが、減税や生産活動を活発にさせると、需要が盛り上がって需要が拡大する、という構図になるからです。
もちろん、企業は需要が盛り上がるから、生産活動を活発にするわけです。一方で消費者は、今年は、その消費をする源泉であるお給料や時給が2-3パーセントアップしているのですから消費が盛り上がらない訳がありません。
しかし、デパートやネットショップもさらなる盛り上がりがくるのはクリスマスになるのですから、クリスマスに大幅な値引きを行いますから、12月の上旬から、中旬まではあまり盛り上がらないから前月比マイナスになったことが売られる大きな要因なのでしょう。
参考までに、12/18の発表というのは前月比でいえば、11/18の週と比べてマイナスということになりますので、11月よりも売れていない、というのはサイバーマンデーから始まる年末商戦にとってはショックなことです。そして、いつものようにアメリカのGDPの7割は消費者が占めており、この消費者の景気が良ければ、アメリカ経済は好調になる、ということです。
もちろん、消費の好調以上に企業の下振れがおおきければ、景気は不景気入りするでしょうが、現在は、そこまでに至っていませんから、10-12月のGDPは前期が3.4でしたが、逆にこれより数字が大きくなる可能性があると思います。私は3パーセント後半だと思います。
この発表は来年の1月末にGDP1次速報が発表されて3.4よりも数字がおおきければ、年末のこの下げは結局、蜃気楼ということになるとは思います。だから、私はここの局面で買いを推奨していますが、それほど大きな損失にならないだろうと思っています。
もちろん短期で考えた場合には、大きな損失になると思いますが、1-3か月の目線で考えた場合は、よいところで買ったと思うことでしょう。ほか、欧州と中国の不景気も認識している人は多いと思いますが、中国はアメリカと同様に消費者の景気は良いと思いますではなく、実際にお給料は増えているのです。
アメリカのように個人消費のGDPの割合は7割もなく4割程度だと思いますが、基本的には国民の景気がよくて本格的なリセッション入りにはならないと思います。
あくまでも、企業、中国の場合は特に国営企業の不振になると思います。ただ、ユーロ圏ではフランスでデモや暴動があるように、労働者の時間給、お給料は上昇していますが、それ以上に物価が上昇してしまっているので、難しいでしょう。

そのほかの国

■トルコ

シリアから撤退を伝えられています。アメリカと共同戦線を張っていましたが、シリアのアサド政権とISへの対抗処置の問題です。
トルコはスンナ派のイスラム教徒国になります。そして、イラン、イラクなどの国境付近に住むクルドもスンナ派になります。しかし、トルコ、シリア国境付近に住むクルドはシーア派となり、おそらくアメリカがIS掃討作戦が終われば、トルコ、アメリカ関係はある程度の関係改善が望めると思います。
しかしこのシリア国境ではさまざまな問題があり、特にトルコは、このシリア国境に住むクルドを敵対視しています。つまりシリアが終わっても、今度はトルコはシーア派クルドとまたいさかいをする可能性が高いと思います。
アメリカとは関係改善をすると思いますが、特に金融面においては私は問題があると思います。またトルコ国内の原油が安かったのはイランのクルド自治区から、ロシアのパイプラインを通してトルコ国内に供給されているからです。
つまり、トランプをイライラさせる材料、イラン、ロシアとディールしている時点でまた問題が起こると思います。
■イギリス
1/20前後に、議会でブレグジット修正案の可決が行われるとのことです。しかし、こんどは、EU議会がその修正案を通しませんから、もう、何をやっても無駄な状態です。ハードブレグジットは保守党も労働党も避けようとしますので、では、どうするのか?
結論は、いまのとことブレグジット延期になるほかないのです。だから、いま、売られていても、どこで買うかの問題になるのです。

要するに

売られるところまで売られれば、また上がるということです。私もここに至るまでナンピンなど、アホなことをしましたので、底を確認するまで待つほかないですね、と思っています。年末に曲がって申し訳ありません。
(この記事を書いた人:角野 實
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