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現在のアメリカ経済はどうなのか?

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正直な話、アメリカ経済が良いのか悪いのか、最近はファンダメンタルズをみていてもよくわからない、というのが本音です。世間の風に乗って、景気が良い、というのはかんたんなことです。
ここでも、良いと言ってみたり、悪い、と言ってみたり、軸がブレまくっているとは思います。ただ、大きな流れというのはアップトレンドであって、決して悪くはない、と思います。
日本やユーロよりはぜんぜん「まし」だと思います。最初に結論を書いてしまえば、日本が円安だと景気が良いように、アメリカもドル安だと景気がピークになり、ドル高だと悪いように感じる、それだけの話だと思うのですが、このことを指摘するアナリストは日本にもアメリカにもいない、というよりもみたことがない。
それと今年2月に作成をした2018年のドル円相場予想をもう一度張り付けておきましょう。 これは何度も言っているのですが、2018/2月に作成をしたものです。これをみれば2月からだいたいこの通りに動いていると思います。
ただし前回、私が曲がったとき3-4月と記憶していますが、円高になるときは、このグラフより早いと思います。6月は円安の月と言ったのは、このグラフの通りのことです。
この数字は理論的に計算されたものですので大きな間違いは「おそらく」ないと思います。ただし、こういうグラフを張ると間違いなくみなさんは、値段を意識すると思います。
私がみているのは、円高か円安の流れの傾向であって、その値段が当たるとは思っていません。ですから、今回の円安は尋常ではないものになる、と考えているのです。
年末の113円なんて目指すような動きではないと思います。あれ、今、みて思ったのですが、113.3って、今年の発会値近辺ではないか、と思いました。

アメリカ経済の実態

さて、話を変えて、タイトルの話に。
上記はアメリカの景気先行指数になります。
この景気先行指数とPMIなどの景況感指数の違いというのは、景気先行指数というのが、経済指標の中で鉱工業生産、設備投資などの先行指数の「実数」なのに対して、景況感指数とうのはアンケート調査になります。
この先行の優先順位というのは、
景況感指数>景気先行指数
になります。つまり、景況感指数のほうがマーケットの参考になり、景気先行指数の確報値というのは2か月遅れになりますので、景況感指数は正しかったのかの答え合わせのようになるのです。
そして、きのうマークイットのアメリカ経済コンポジットPMIが発表されました。PMIは景気先行指数よりも早く発表される景況感指数になります。
これは、全産業、コンポジットといいますがPMI
こちらは、鉱工業生産PMI(マークイット)
これに、同じく、きのう発表されたフィラデルフィア連銀指数(鉱工業生産)を加えます。
と、ほぼ同じような形になるのがわかると思います。
では、フィラデルフィア連銀指数というのは、アメリカでの景況観指数の王さま、ISM指数の先行指標になるのですから、7/1に発表されるISM指数の鉱工業生産は悪化すると、もうすでに分かっているのです。それで、ドル高と騒ぐわけもいかないので、きのうドル安に変更をしたのです。
これが、冒頭でご紹介をしました、アメリカの景気先行指数になります。もう一度書くと、PMIやISMなどの景況感指数は単なるアンケート調査。景気先行指数は、設備投資や鉱工業生産などの実数を出した数字になります。
マーケット従事者は、先行して発表されるPMIやISMに注目しますが、その答え合わせは景気先行指数でするのです。この景気先行指数の答えは、アメリカ経済は、1月から減速したまま、というのを如実に示しているのです。
つまり、私も景気がいいのか、悪いのか、よくわからないけど、アメリカは景気が良い、良いと騒いでいたのですが、この景気先行指数から読み取れるのは1月からアメリカ経済は、実は「減速」していたという答えになります。
ですから、株価もドル円も亀の歩みだったのだ、ということがわかります。
そして、今年の1月末にトランプ大統領が予算教書やダボス会議でドル高転換を示しました。このドル高転換はみんな忘れたころに円安になるよ、と私はここで叫び続けましたが、4月に転換しました。実際にこの通りになりました。
でも、アメリカは急激なドル高なのだから、ドル高だと日本が円高で経済が悪くなるのと同様に、アメリカも6月から悪くなり始めたのです。景気先行指数はずっと悪化していたのに景況感指数であるPMIやISMは良化したので訳がわからなくなっただけの話だと、きのうようやくわかりました。
■統計の速さ
PMI、ISM>景気先行指数
■正確性
景気先行指数>PMI、ISMなどの景況感指数 ということになるのです。
要するにみなさん、この文章を理解できた人は、経済指標とファンダメンタルズ分析をするのには、それぞれの経済指標が持つ意味がわからないと、ファンダメンタルズ分析なんてできない、ということを理解したと思います。
日本にここまで分析しているアナリストがいるか、というといないよ、と断言します。見たことない、のが私の経験則です。
だからと言って、モーサテに出ている連中を小ばかにしていいというわけではないのですが、でも、みなさん偉い先生だと思っているでしょ。私からみれば単なる「ド素人」なのです。
(この記事を書いた人:角野 實
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