きのう、マネーパートナーズのログイン画面を開くと、トルコ円の流動性に注意をしてください、との注意喚起画面がでました。トルコなんぞ下がると思っていたので、どうでもいいと思っていたのですが、きのうは真面目にトルコのお勉強をしました。
その結果、出た結論は、大して下がらないだろうけど、上がりもしない、という結論に至りました。現時点では、1パーセントほど割安で、買うのにも問題はない、という結論に至りました。
もちろん、3パーセント程度売られる可能性がありますが、これ以上、売られる見込みはあまりないな、と感じます。あくまでも予想なので、結果は自己責任でお願いします。
また、一部の評論家が言うように、トルコが10パーセント、20パーセントも割安ということはなく、ほぼ適正値ですので、今までが高すぎただけの話です。つまりくりっくで上場された新規通貨というのは往々にして、高すぎる傾向がありますので、新規上場直後など売りで対処をしたほうがいいのです。
つまり、いずれ下がるということです。メキシコペソなど何も調べてはいませんが、たぶん、高いのでしょう。メキシコがつぶれたら今度、くりっく365はブラジルでも上場するのでしょう。
でも、トルコやメキシコの方が上場は早いという事実は、ブラジルには構造的な欠陥があるのだろうと思います。問題は、トルコは金利が高いので、スワップで稼げるのでしょうが、どこから上昇し始めるかといえば、はるか先の話になります。9月くらいから上昇をするでしょう。
私はあんなにお金がない国に投資する気は毛頭ございませんので、一切やりませんし、値動きには興味がありません。今まで、トルコなどに投資などしない、といった手前もありますけどね。
参考までに、トルコばばぁは去年の10月からメールの配信をしていないようです。とうとう、破産したのか、と思いますけどね。お金がない国に投資をするのは借金でクビが回らない人にお金を貸すのと一緒で、自殺行為に等しいということです。
それを投資推奨にするなんて、愚の骨頂です。くれぐれも言いますが、トルコが話題になっているから相場観を披歴しただけで、お金のない国に投資をするのは自殺行為です。
トルコに誰が、どこの国が資金援助をするのか、という問題に最終的になりますが、最終的にはユーロになることでしょう。今回、この問題を取り上げた命題というのは、リーマンショック後のように、投資家全員が悲観的になった場合に、誰もが、買いたくても、今後が不安で買えない、という状態のときが絶好の買い場になるということを示したかっただけです。
総悲観なのか、どうなのかよくはわかりませんが、トルコは個人的に下がるべくして下がったという思いしかありませんので、どうでもいいです。トルコという国が倒産をしないという前提があるのであれば、買いますけど、1パーセント安程度で買うつもりは毛頭ありません。
トルコが倒産、デフォルトという可能性はないと思いますけど、リスキーすぎるという思いがあります。だから金利が高い、ということを理解していない人が多すぎると思います。
本日の相場
まったく、訳がわかりません。G20やFOMCを控え小動きになのだと思います。この動きで相場観も何もありません。FOMCは要注目です。利上げ云々よりも、その施政方針になります。
あと、森友ですか。どうでもいい、という話の次元です。麻生がやめろ、という野党の主張は正しいと思いますが、それで政権を倒して、野党はどういう政策を行うのか、何も展望がなく、あれが悪い、これが悪いという姿勢に辟易します。
これが日本経済に影響するなんてことはないと思います。材料がないから無理やり作っているという感じしかしません。
(この記事を書いた人:角野 實)