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アメリカ株急落と今後の株価の解説

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去年の末から「金利が上昇する」といってきました。実際に去年の年末にFRBが予定通り政策金利を上昇させ、また年末にトランプの減税法案が成立した結果、財政赤字の増加から国債価格が急落をし、金利が上昇しています。
今までは10年債、30年債、とくに30年債は住宅ローンにかかわるもので、この長期金利の上昇が止まらない感じになっています。何度もご説明している通り、金利の上昇、つまり政策金利を上昇させるということは、景気が過熱をしているから冷やす効果があり、過去のFRBの利上げでは金利が上昇したことから、株価は下がるのが常になります。
2015年にFRBはゼロ金利を解除し、その結果、毎年、年末に利上げをするのですから、毎年のように年初から株価が下がってきました。今回は、年初に軽い押し目があったのですが、すぐに株価は盛り返したのでその調整は終わったかのようにみえましたが、例年と違うのは、この政策金利上昇に伴い、長期の市場金利も今回はついてきたのです。
ですから、1月の下旬から株価が急騰したのは、これが急落の予兆になります。この急落が起きたのはアメリカ時間では2/2になりますが、日本時間では2/3、つまり節分、節分天井といってもいいくらいの幅でした。
経済学の教科書の常識としては、株価が上昇するのには金利安、そしてドル安が条件になりますが、この去年の春から上昇してきた株価はまさしく、金利安、ドル安の恩恵を受けたものでした。
ところがダボス会議の席上、トランプ大統領が明確にドル高を宣言したことによって、上記の説明のように株価上昇の要因の一つが消え、そして、金利も上昇してきたので株価が上昇する要因が消えたのです。

では、今後の株価はどうなるか?

私は年間の見通しを間違えていたと思います。まだ、結論は、性急になってしまいますので、最終的な結論は控えたいと思います。ただ、4月が円安のピークになるといっていたのですが、どうも間違えたようです。4月は円高のピークになると思います。

その後、年末までは円安になるだろうと、こちらの考えが正しいのではないか、と考えるのです。この間違いの起因というのは、ドル円の計算の複雑さに起因をしています。
ドル円やアジア各国の基準値の計算というのは本当に苦労をします。その原因はクロスレートとストレートの違いにあるのですが、その考えの違いというのは、円高、円安という言葉のイメージになります。
この語感というのがどうも、考え方がおかしくなる、というのが私の感想になります。話がそれましたが、株価は、みなさん、押し目買いに慣れた方は、こんなものは一時的になるだろう、と予想をして買うことでしょう。私もそうなると思います。
月曜日の日経の投げ一巡からおそらく日銀砲がさく裂し、その買い付けに対してマーケットが言うことが効くようであれば、また株価は上伸します。その結果、また円高になると思います。
テクニカルではこのドル円はどこをどうみても買い、になりますが、週末の高値、109.47近辺で高値が止まってしまうようであれば、再び、円高になることでしょう。その根拠はユーロの強さに起因します。
ともかく、ドル円に対してドルはドル高になっていますが、ユーロに対してはドル安の流れは全く変わっていない、と感じます。つまり、トランプがドル高を宣言しても、実際にドルが強いというファンダメンタルズが出てこなければドルが強くならないと思います。
例えば、現在、アメリカの1年物の金利は、1.8くらいになりますが、消費者サイドでみると、賃金の上昇は雇用統計でみると2.6、この数字を比較すると単純にアメリカの消費者は0.8程度、可処分所得が増えることになりますが、同時に物価上昇が2.1程度進行をしていますので、実質の賃金は下がっているということになります。
こういう結果になると、アメリカの景気は今後、暗くなるという結果になるのです。今までは、それを、ドル安でカバーしていたのですが、トランプはそのドル安を否定した、ということになります。

ドル円の今後

ドル円に関しては、毎年、このような状態になります。つまり、株価が上昇しても為替は円高になるのがいつもの状態です。

しかし、これも何度も説明しているように、日本の株価が高すぎるからファンドは株を買い、ヘッジで通常は債券を買うのですが、日本の場合は、日銀の金融緩和によってそれが機能をしていませんので、ファンドはドル円でヘッジをするのです。
毎年の恒例行事なのに、それをテレビに出ている連中は不正常だと言い張ります。こいつら、本当に勉強しているのか、と思います。つまり、株買い、円買いで対処をするのです。
ですから、何度も言っていますが、株価が下がった場合は、逆になるのですから円安になるのです。現在の状態と全く一致しているのです。円安になるということは、株の買いを手仕舞いしているともいえるのです。

まとめ

去年の年末から私が言っていることは、ほとんど説明通りにマーケットは動いているのです。金利が年末から上がるよ、なんてずっと言い続けると私の知り合いの債券トレーダーは上がる訳がない、と噛みつきました。テレビに出ている連中は、こういう分析などは理解できないでしょう。

ただ、素直にこの文章を読んでいる専門家は意見を変えてきています。みなさんは日々の細かい分析をみているので、曲がっていると感じる方も多いと思います。
しかし、年末からこうなるよ、と長い目でみていたことは、すべて当たっていると思います。これだけの精度のアナリストに私は自分で言うのも変ですが、ほかにいない、と思います。
みなさんに要求されるのは、これを読み解く力です。少し、マーケット力を上げる話をしましょう。私は1年近くテレ東のモーニングサテライトをみています。最初はわからないところだらけ、というのが正直な話です。
でも、半年経ると、ほとんど理解できるようになり、現在ではほとんどの連中がど素人というのがよくわかりました。アナリストにもよりますが、本当にアホばかりです。
私は長年、ブログなど実は文章に関しては20年近く、マーケットの解説をしています。仕事が変われど、それは続けています。読者からのレスポンスというのは、わかりやすいところしか読まなく、理解できないところはスルーというのはわかっています。
本物の私の読者、ファンという方々のほとんどというのは、黙っているということも知っています。お金の知識というものは、1日で理解できるものではないのです。
でも、その成長力というのは、ほかのどの分野よりも、読者の成長が早いということもよく知っています。つまり他の分野では5年かかることが、金融の分野では早い人では半年や1年で私と同じレベルになることも知っています。
そのくらい、お金の話というのは、読者の成長が早いのです。なぜ、私がわかりにくいことばかり書くのか、それは、わからなければ悔しくて、一生懸命、理解しようと努める態度があなた自身を成長させるからです。もちろん、わかりやすく懇切丁寧に書くなんて意識もありません。
だって、すべてを説明すれば、一生けん命なあなたに私の知識を抜かれてしまいますもの(笑)。でも、この週末に新たな、アイディアを生み出しました。年初にレポートを書いているときに思いついたアイディア、これが一年間の相場を見通す方法になるのですが、例によって非常にわかりにくい説明になっています。今回も、非常に画期的なアイディアになります。
みなさんの相場上達力に負けないように、私も努力しているのです。つまり、あなたの真剣度が自身の相場力を上昇させるのです。楽して身につくスキルなどありません。
AIですか?バカ言っちゃいけません。AIは致命的な欠陥があります。あんなものに頼れば、破滅的な崩壊が間違いなくくると確信しています。生産性向上?わかっていないやつは目先の利益ばかりにこだわる。そもそも人間ってそんな合理的な動物ですか?ということです。
AIの欠陥がわからない人間は、それに頼るのです。EAがすぐに役に立たなくなるように、AIが間違うと壊滅的な崩壊につながるのです。数字をわかっていない人が分析をするプログロムなんて何れ崩壊すると思っています。
AI、糞くらえ!と思っているのは本当に少数派なのでしょうね。といって、パソコンを5台体制にしている私はアホでしょうね。6台か?(笑)
(この記事を書いた人:角野 實
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