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アメリカのISM製造業指数からわかること

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毎月1営業日に、ISM協会のISM製造業指数が発表されます。この内容、総合指数は前回58.7から今回58.2に低下をしました。
その詳細は、新規受注が63.4から64になったものの、価格は68.5から65.5に低下しました。つまり、新規の受注は増えているけど、価格が下がったら利益が増えるわけもない、と考えるわけです。
このISMは50が平均になるのですが、その指数が64とか68になると相当、高いということになるのですが、個人的にはこの数字の高さは全く気にしていません。なぜなら、これは所詮アンケート調査であって、その数字的な根拠がはっきりしないものをアンケートに答えているわけです。
実際にアンケートなどを受けると、数字を意識するような設問をかけるようにはなっていますが、数字を答えるわけではなく、選択肢の回答になるのです。
つまりこの数字が高いからといって、それが好調といえるか、どうかはわからない、というのが個人的な判断になります。ですから、こういった景況感指数というのは、グラフにしてその推移をかんがえなければならない、と思います。
雇用は59.8から59.7でほぼ変わらず、そして、受注残もほぼ変わらずになります。今回のISMで目立つのは、受注は増えているけど、価格が下がっているという点が注目点でしょう。

ISM製造業チャート

CMEより
このチャートは非常にわかりづらいのですが、右肩下がりになっているのはなんとなくわかるでしょうか?ISMというのは景況感指数になりますので、このように全体の推移をみながら分析をするのですが、たとえば、ここに3か月平均など引っ張ると、おそらく移動平均の3は下を向くことでしょう。
それで、今後もISMはよいですか、と言われたら、このチャートは買いとも売りとも言えなくなるのが普通になると思います。

この指標からわかること

今月の雇用統計は、この雇用というのは平均くらいにしかならないと思いますが、今の雇用統計というのは、この雇用者数に注目は集まっておらず、その注目点は何度も繰り返すように、平均賃金ということになります。

この平均賃金は年率で2.6ポイント増、前月比0.3ポイント増の予想になりますので、そこそこの数字になります。ただ、年率での上昇はかなり大きい数字になりますので、この数字の大きさは少し疑問に思います。
つまり、賃金が年率2.6パーセント伸びて、政策金利が1.25になるのですから、トータルでは、1.3ポイントくらい、消費者は自動的に儲かっているということになります。
消費者物価にしても、2.0ですので、順調な消費が予想されます。つまり消費者サイドは今月の年末商戦の小売売上は絶好調になると思いますが、企業側はどうみても、利益が減るのに、株価は好調を維持しています。
しかも、冬場を控えて、企業は設備投資を控えているのは明らかであれば、今年も順調に冬場に景気の調整をするのであろうな、と思います。消費者物価や賃金の数字をみると、FRBの満足をする水準になりますので、利上げ路線には変わりがない、ということになります。

この時期の傾向

毎年の傾向というのは12月の民間企業のボーナスが支給されるのが上旬で、そのあとに公務員になってきます。そのときにだいたいマーケットがピークで、以下はクリスマスにむけて売られていき、そしてクリスマス後には上昇、年明けから売られるというパターンになるのが通常です。

これは、アメリカが年末商戦と良い指標が集中すること、そして、金融機関のディーラーはクリスマス休暇になることから売られることにこのような形になるとは考えています。
年明けからは中国の春節が意識をされますので、売られやすいし、アメリカ、中国も大雪です。日本は期末決算に向けて、GOになりますので、また、冬によっての経済停滞の影響が先進国の中では比較的少ないので、買われやすい地合いになります。
でもアメリカ、中国が悪いので為替はそれほど円安にはならないので、為替と株価のかい離が開くとみな、専門家が言い始めます。いつものこと、毎年のことなのに。今年もこのパターンだろうな、とは思っています。
(この記事を書いた人:今市太郎
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