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どうも、私と選挙というのは相性が最悪なような感じがします。去年のトランプラリーは周囲が全員、外していたので言い訳もたちますが、今回は日経のインチキ連騰などわけのわからない事象ばかりが起こったと思います。
日経の上昇は途中までは踏み上げだったと思いますが、新規の買いもチラホラ入ってきました。
きのうの高値は114.1円くらいだろうな、と思っていたらその通りになったのですがイマイチ自信がなかったと思います。後出しジャンケンのようなことはしたくないのですが、やはり、選挙が終わるとまともに戻るのかと思いました。
選挙の感想
そもそもリベラル、リベラルと騒ぐのだが日本のリベラルなんて存在するのだろうか、というのがそもそも疑問です。立憲民主党がその錦の御旗といいますが、彼らは正直いえば、日本語風にいえば左よりであってリベラルではないように思う。最近は少し、学習をして右と左の違いがわかるようになりました。
むしろ、小池や橋元の新党のほうがリベラルに近いような気がします。その小池新党が、排除という言葉を使って、希望、維新が失速をしたと報道されていますが、左寄りとリベラルではそもそも考え方が全く違うので、排除をして当然だろうと思います。
それを報道に揺らされて、小池が排除と発言したことが敗北の原因だとしています。もともと、民進党が左とリベラルがごちゃ混ぜの状態で、新しい党を作ってもまたわかりにくい状態になったと思いますので、小池がやったのは正当なことと感じます。
要するに、目先の選挙に敗けたという結果に対して、排除という選択を間違っていたと判断をしたことは日本のサラリーマンそのものの発想であり、こいつも目先の利益に敗けたのか、と思います。
リーダーがこんな判断をして、その敗因分析が排除というのは何も主張がそもそもなかったのだろう、と思います。自分が正しいと信じている人は、やり方を絶対に変えないとは思います。これはマーケットにも通じることになります。安倍政権継続というのは、報道通りで、株は高いだろうね、ということです。
この低金利は当面続くでしょうから、株はまだあがるのでしょう。しかし、何度も指摘するように、ここからの上の水準は上昇しすぎであり、実力以上を買っています。
つまり株に関しては、ここから新規買いというのは避け、配当や差益を享受する時期ということになります。実力以上に買っているのですから、ヘッジで普通は債券を買うのですが、日本の債券は全く流動性がないので、為替、ドル円を買うということになるのです。
つまり株価と為替は乖離した動きになる傾向は、選挙期間中から出ていますが、その傾向は続くと思います。
本日の相場
基準値は112.7円くらいで、7：3で戻り売り。きょうの日足はきのうの足が上髭陰線で、本日、陰線を引っ張れば、目先の天井が確定します。
しかし、日足の10.30をみると、デッドクロスしそうになって、それを回避をして上昇をしていますので、10/20の30営業日の上げを否定したわけですから次回、30営業日が12/3くらいになることを念頭に置かなければいけません。そして今週のテーマのGDPが週末に発表。日本の前期が2.5で、アメリカがそれを上回るかが焦点になります。
日本の4-6月期が2.5ですか、なんでこんなバカバカしい数字を発表したのであろう、と思います。やはり、選挙のためであろうと思います。そういった中、アメリカ債券利回りがまた低下をし、前回不況の原因となった住宅着工が恐ろしい勢いで低下をしています。
まずはアメリカ株を買って、バブルを形成してから暴落というシナリオでしょう。
（この記事を書いた人：角野 實）
