先ごろ、元アイドルというよりか、歌手の国会議員と神戸市議会議員の熱愛騒動が起きましたが、このニュースから先を読む力というのを考えていきたいと思います。
他人の恋愛なんぞに興味はありませんが、この市議会議員、記者会見前日に嫁の家に行き、離婚届を渡したとか、なんとか、男の私からみてもそこまでやるか、とのアホっぷりに呆れるものです。
そこまでモラルが欠如しているのなら、「まだまだ他にもあるな」と踏んでいたら、政務活動費の架空請求なんて出ました。地に落ちた男の疑惑なんぞどうでもいいのですが、ここから先を読む話をしたいと思います。
みなさんはFXのニュースに触れてそこから、先を読むのには苦労をしていると思いますが、非常にかんたんなことなのです。これから、このアホバカ神戸市議に起こること、予想してみましょう。
先ず、架空請求に関して、考えるならば、まともな感覚では議員になる前にそんなことをしようと思って議員になるバカはいません。つまり「神戸市議会議員にも同じようなことをやっている連中がたくさんいる」と推測ができます。
なぜなら、不法行為でも、それを本人が悪いと認識をしていても、それを、周囲の先輩がやっていれば、人間とは、みんなで赤信号渡れば怖くないという心理が働き、やってしまう方が大多数です。つまり、神戸市議会議員に同じようなことやっている奴、たくさんいますよ、ということです。
この予測が外れる場合は、このアホバカ議員がよほど金に困っている場合に、単独犯の可能性もありますが、たぶん、それはないと思います。つまり神戸市議会を叩けば埃はたくさん出ることでしょう。
そして、記者会見前に嫁の実家に行き、離婚届を出したという、モラルの欠片もないどうしようもない奴ですから、調べれば調べるほど、隠したい事実が山のように出ることでしょう。
本人はその露見に、今、ブルブル震えているはずです。でも豊田真由子さまや、上西に倣い議員は辞めないでしょうね。これは、何を意味するかと言えば、かんたんな話で、FXをやっているみなさんならすぐにわかることでしょう。
損なポジションに固執する
損を抱えたまま取引をしても、余計に損をするだけで、いったん全部、しがらみを切って、立て直したほうが早いというのは、みなさんわかっていることでしょう。
わかっていないのであれば、早く理解しましょう。前述の神戸市議や真由子さま、上西などは、早く辞めて、きちんときれいな体になったほうが早いのに、その損ポジに固執をしています。
損ポジに固執すると負ける確率は90パーセント以上なのにね、アホです。よほどのミラクルがない限り、逆転なんてあり得ないと考えるのが普通です。
つまりこのニュースから読み取れることは、この神戸市議の疑惑はマスコミが追及する限りどんどん露見していき、そして、失敗の清算の仕方を知らないアホだということになります。
失敗の対処の仕方というのはFX投資家であるみなさんのほうが、えらーーーい議員さまより、よほど、すぐれていますね。ニュースの読み方というのは、一番、最初にモラルを問うのです。
人としてまちがっていないか、否かということになります。そこから読み取れる、感じ取れるものをそのまま自分の意見に反映させるのです。先読みの上手い人は、そこが基本であり、そしてあなた自身の生き方や考え方が如実に反映されるものだと思います。ですから、FXを初めとする投資は自分の生き方を清廉潔白にしないといけないのです。
トランプの間違いというのは、結局、あんな下衆な人が大統領になるわけがないだろう、という読みが外れた、だけの話で、彼は下衆な人間ではなかったと意見を修正すべきなのに、未だに彼を下衆な人間と思いこんでいるだけの話です。
これの代表がマスコミなのです。NYポスト、ワシントンポストがその最たるものです。日本のマスコミはこの両者の記事の提灯もちなだけで、自分で何も考えないだけです。間違いを修正するのには勇気がいるけどその痛みは一瞬、間違いを修正できなければずっとその苦悩は続くものです。
そのほかもろもろ
注目のジャクソンホールでは、イエレン議長は金融引き締めに関して何も発言をしませんでしたが、ほかの委員が緩和の開始時期を間もなくと表現しています。
一方で、ドラギさんは「金融緩和の一部停止は適当ではない」と言っています。黒田さんは追加緩和をにおわせる発言でした。これは国際協調の中でアメリカの緩和を停止させるためには、日欧の協力が不可欠なのですが、欧州が非協力的なので、発言できなかったというのが真相でしょう。
アホバカマスコミは、ユーロの緩和の停止は確定的なんて言っていますが、やはりアホバカでした。9月のFRBの緩和停止発表は、ECB次第であって、確定的というのから一歩後退することになると思います。
さらにそのほか・・・
私もそれほど為替相場取引が長いわけではありませんが、明らかにボラタリティーが減っています。もちろん、為替相場自体は、1990年代からウォッチしていますので、みなさんよりは長いと思います。
このボラタリティーの低下というのは、何が原因かといえば、金融緩和が原因なのは明らかなのです。今年から、指標発表時のマーケットのブレが大きくなると予言していたのはだいぶ前に記した通りです。
実際、まだまだ物足りないのですが、去年よりは大きくなったことは確かです。何れ、金融緩和は停止されるわけですから、そのときに以前のようなボラタリティーは必ず復活することになるでしょう。
はやければ、9月からアメリカが停止するのですから、ドルのボラが復活すればどうなるか、楽しみだと思います。
(この記事を書いた人:角野 實)