みなさんの記憶には、ビットコインの取引所であるマウントゴックス社の持ち逃げ事件という奇妙奇天烈な事件を思い起こす人も多いと思います。
私もこの研究を最近、始めたばかりなのですが、この仮想通貨は非常に面白いと思いますし、ビットコインがあの不正事件に廃れるということはまず、間違いなくありません。
ただ、ビットコイン取引は仮想通貨市場にとってはだんだんと衰退をしていくと思います。なぜなら、ビットコインの決済には時間がかかるからです。
今、アップルが出資をした、日本ではSBI、「仮想通貨リップル」が注目をされているからです。
ビットコインの決済には約10分を要しますが、リップルは数秒以内に決済をするのが注目点です。今回はFXとこの仮想通貨の話をしていきたいと思います。
将来は、仮想通貨全盛
今、国内でFXをやっている方は数多の数がいますが、ビットコインをはじめとする仮想通貨取引をやっている方はあまり私も聞いたことがありません。しかし、将来的には、この仮想通貨は間違いなく全盛時代を迎えますので今からやって早いことはない、と思います。
取引を始めるのではなく調べたほうがよい、という意味です。なぜなら、この仮想通貨を始めとするFINTECHやソーシャルレンディングは何れ世界を席巻するでしょう。
たとえば、海外旅行にいくときにあなたは、成田の両替所にいってとりあえず円を外貨に換えると思いますし、またはカード1枚をもって海外旅行にいくでしょう。外貨の両替を行うときには、非常に高い手数料を取られ、カードの決済では割高なレートで買い物をしなければいけません。
しかし、この仮想通貨取引では手数料はかからない、その上に決済はものすごく早い、つまりビットコインは10分決済にかかりますが、リップルはその場でスマホをタッチするだけで決済完了になるのです。
カードもそういうケースがありますが、ほとんどの場合は時間がかかります。つまり、現地通貨などもたなくても、海外旅行にいけるのです。
その上、あなた大手の法人の決済担当者であれば、瞬時に大型案件の決裁が土日、24時間休みなく決済できるのを利用しない手はないでしょう。間違いなく仮想通貨は、今後の世界を席巻します。
日本での取り組み
2015年に金融庁は世界でのフィンテック革命の中に日本は取り残されていると声明を出しました。
そこから金融庁は、銀行法を改正して金融業界がフィンテックに取り組むように促し、今年に入ってからその動きは加速をしています。大手都市銀行はすでに大型のM&Aを完成させて、世界的な潮流である「フィンテック革命」に切り込んでいます。
なぜなら2015年にアメリカのメガバンクCEO、モルスタがこのままでは銀行が消滅してしまうという危機感を募らせているくらいの革命であるという声明を発表しているのです。日本はあまりにも出遅れているので、危機感がありありです。
ビットコインやリップルのチャートをみての感想
FXになれている方は出来高の概念があまりわからないと思いますが、非常にわかりやすいと思います。特にリップルのチャートなど、これで儲けられない人はアホというくらいわかり易いものです。
かんたんにいえば、リップルの場合、イギリス離脱の投開票日が史上最大の出来高でその後は値段が下がっています。この動きははっきりいえば、ドル建ての金と同じ動きです。
つまり仮想通貨をドルと仮定してトレードすれば、簡単にとれるな、と思います。もちろん、レバレッジ取引もあり、これは、千載一遇のチャンスかな、と今は考えています。
(この記事を書いた人:角野 實)