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実は、私は今、京都旅行中であって、正直いってイギリスの離脱問題なんかどうだっていいと思っています。予定通り、移動平均30まで買い、そしてド転売りの注文をしておいたらはぁーーーーーーーーという感じです。いくらなんでもやりすぎだよね、と思いますけど。
大暴落は私の場付き
もともと、売り屋ですので、こういう相場は燃えるのが私の身上になりますけど、若いころと違って遮二無二やろうなんて思っていません。
散歩から却ってきてドル円100円割れをＮＨＫのトップニュースでやっていましたけど「やりすぎ。」というのが私の第一感です。
朝方、いくらかも覚えていないくらいの急騰ですが、みなさんにはヒントを書いているので取っている方が大勢いるということを祈っています。
ドル円の基準値を確認
ポンド円の解説をしたいのですが、旅行中でデータがないので「ドル円」でね。
まず、「ドル円の基準値が70円である」ことをお話しましたよね、前から。しかし、この基準値はあまりにも現実的にかい離をしているので今年は「106.6円」から「107.4円」の範囲で設定するべきとお話しましたよね。
本日の高値この近辺ですよね。基準値を押さえる大切さをみなさんご理解いただけましたよね。そして、この水準になってくると国際協調介入を意識しなければいけません。
つまりその介入が入る水準を考えれば行けません。具体的には、先月のドル円の引け値ないしは今月の始まり値から10パーセント下がった水準が日本銀行の単独の介入ポイントになります。
今月の始値は「110.75円」です。この値段に×９をすると「99円」ですね。はい、私が以前から解説している介入水準でピタリと止まっていますよね。ですから理論上は、もう円高は終わったので、今度は円安方向にシフトしなければいけません。
欧州・ＮＹ市場の動きを確認する必要がある
しかし、これからスタートするヨーロッパ市場、アメリカ市場に特に株式市場では大量の投げものが出ますので、まだ円高は終了していないとみます。つまり円安ポジションを取るのはニューヨーク株式の立会が始まってからです。
少なくてもニューヨークの前場はみたいですよね。もっとも私は今、バカンスなので面倒だから適当に指値を出して、おねいちゃんのいる酒場に出掛けます。
これから休み中に、いろいろ計算をしなければいけないのは億劫です。ここはＦＸのサイトになりますので、「110.75円」近辺に0.9を掛けてその近辺に指値を出せばいいだけの話でしょ。
上値は「107円」くらいと私が前から言っている通りです。でも実際に介入があったら、107円はおそらく超えると思いますよ。
今までの私のコラムを読んでいる方にはかんたんなことですよね。バカンスだと電卓をたたくのも面倒なのです。では、みなさんの活躍を祈念して午後のお散歩に行ってまいります。
もっと、長い目でみれば、アメリカ債を買って、そのほかの通貨も株インデックスを売れば相当儲かるかもしれないですね。保証はしません、このポジは介入があった後に考えるべきポジです。
途方にくれている方へ
まず、私が上記に挙げた数字をきちんと、把握してください。この数字をきちんと覚えてください。
今、流行の認知科学や行動経済学で一番大事なことは、今の値段が割安なのか、割高なのかを判断することです。つまり、理論上の数字、これ以上、上に行く必要のない数字、ないしは下に行く数字をきちんと認識するべきです。
そう考えると、心が落ち着くと思います。また、私はこの状態になれば必ず下に行くという信念がありますが。信念のない方は全部パッチにして、落ち着くことが肝要です。
これだけ荒い値動きなので、動揺したほうが負けです。冷静に自分なりに私が示した数字が妥当なのかは保証はしませんが、ここまでの範囲を示せば冷静に判断できるはずです。
そして、自信があれば片建てにしてやることが大事です。上手くいかない方は、損を取り返そうという気持ちを捨ててください。必ず、あなたにもわかる場面がくると思います。
（この記事を書いた人：角野 實）
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