マイナンバー制度が10月1日に施行をされました。個人的にはあまり興味がないのですが、
何にせよ、マーケットで損をしようが利益を得ようが、国税庁や税務所は私の所得を完全に把握しているのはよく承知をしています。
マイナンバー制度の目的は徴税の強化
昔から野党や大手報道機関は「国民総背番号制度」に猛反対だったのに、と思います。
また国民のほとんどが反対であったのに・・・、と思います。この変わり身の早さというのには本当に驚きです。
安保法制に関しても十数年前でしたら、この法案を国会で通そうとしたら内閣不信任案が可決されて国民から総スカンをもらったのに、なぜ、今はすんなりと法案が通るのかと思います。
おそらく、この変わり身というのはあの「東日本大震災」と「民主党政権」なのだろうなと。
あの震災によって私たち日本の国家財政というのが野田首相の「日本はギリシャのようになってしまう可能性がある」との発言から増税やむなしという声につながり、財務省、国税庁の要望であるマイナンバー制度も施行されたのだろうと。
念のため、日本がギリシャのようになってしまう可能性は現時点では相当、後退をしています。
次に危機になるのは、ロシア等を私は個人的には予想をしていましたが、本音はドイツであろうな、と思っていました。
私の居住地域、那須になるのですが多少、川の氾濫によって文章を書けない時期に「フォルクスワーゲン等の不正」が発覚しやはりな、と思っています。
ドイツが危機になると思っていた理由は、かの国の元首がギャーギャー文句を言いすぎることです。
その発言を聞いていると、なんだかこの人他国の批判しかしない人だな、と思っていたことが第一番の要因。そして、やはりいろいろなデータを検証していくとギリシャを窮地に陥らせているのがドイツに他ならないと結論づけたこと。そして、当初はシリアの難民の受け入れに難色を示していたこと。
今は、受け入れを開始しているようですが、ギリシャをピンチに追いやりシリアの難民を受け入れない、なんて自分勝手な国なのだろう、と思っていた矢先に私の家に近くの本の小さな川が氾濫したものなのです。
私の予想のほとんどが、人間としてどうなのだろう、間違っているのではないか、という推測から始まっていることは、みなさんの予想の必ず役に立ちますのでみなさんも実践をしてみるといいと思います。
話がそれましたが、このマイナンバー制度の施行というのは結局の原因は財政難からの徴税強化だけの話です。ただ、この制度が施行されて思うのは日本人の意識というのはそんなに簡単に変わるものかな、と思います。
証券会社、FX会社、先物会社からの徴税強化はすでに実施済み
昔は借名や偽名で口座開設をしても、何も言われることはありませんでした。
また、証券会社での利益も以前は証券会社の口座の中で徴税をされることもなく、あくまでも申告制度でしたので、運が良ければバレない、という程度でした。
しかし、あまりよくは覚えていないのですが「バブル崩壊」直後だったと思うのですが、証券会社、FX会社、先物会社の口座開設には運転免許証の写しを提出しなければいけないことになったのです。
つまり、証券会社のような仲買人、ブローカーを通じて個人の売買明細の損益が税務署に直結になっているのです。
つまり、本人がばれていないと思っていてもあなたのお住まいの地域の税務署はしっかり把握しているということをお忘れなく。そのため、本人が確認できない口座は調査の上、閉鎖することが税務署や金融庁の指導によって徹底されています。
この本人確認には、反社会勢力や株式投資の「インサイダー投資」などの捜査にも利用をされています。実際の生活でマイナンバー制度を活用することによって、メリット、デメリット等はたくさんありますがあなたの相場ライフの大勢には何の影響もない、ということになります。
金額をごまかしても、税務署はしっかり見ていますので、抵抗するだけ無駄ということになります。
(この記事を書いた人:角野 實)