リーマンショック後、これまで米国の株式市場をけん引してきたのは中央銀行による過剰な緩和措置とビッグ5銘柄の躍進的な上昇が原動力となってきたことは間違いありませんが、すでに景気拡大か100か月以上を経過した米国経済では、足元でこのビッグ5株がこれまでのような上昇...
FXコラム
アメリカの経済指標は中立
トランプがきのうは落ち着いてくるであろう、と書きましたが、やはり共産圏との戦いはやめないようです。きのうはロシアと中国が通貨安を招こうとしている、と言っています。その上、ロシアへの制裁も近日中に発表と、なんともお忙しい方だな、と思います。その一方でFRBの副議...
ヘッドラインリスクを生み出すトランプのツイートに注意
シリア空爆が一段落して少しは値を戻すかと思われたドル円でしたが、窓空けして下落することがなかった代わりにその後上値を追うこともほとんどなく、下値も堅いが上値も相当重たい相場展開が続いています。16日の朝の高値を超えられなかったドル円相場16日朝からの1日の状況...
トランプは少し落ち着くであろう
今朝のブルームバーグにトランプ大統領の支持率が年初来の最高値を記録した、と報道をされました。去年から私が言っていたのは、トランプの行動規範の一つに「支持率」があることは確かです。おそらく彼はこの支持率を異様に気にしており、彼がツイッターなどで口撃をするときはた...
米債イールドカーブいよいよ逆イールド化示現か
米国のシリア攻撃などに市場が目を奪われているうちに米債のイールドカーブのフラット化が進み、さらにいよいよ逆フラットの状態を危惧しなくてはならない状況が近づいてきているようで、市場で過去の逆イールド化を知る関係者の中で警戒感が高まりつつあります。Data Blo...
来週の争点は?来週の注目は小売売上
結論からいえば、シリア問題なんかではないと思います。結局、シリアなどこれで終わりだと考えています。その理由というのは非常に明快で、アメリカの財政赤字が膨らむ故にかねてから言うように軍事費を大幅に使う衝突などアメリカは望んでいない、ということです。アメリカの財政...
4月16日からの週は日米首脳会談での米側の発言による円高に注意
国内では何もかもなガタガタでまったくいいところなし、嘘つきの塊のような存在になりつつある安倍首相ですが、いよいよ17日から日米首脳会談を行うことから通商問題についてどのような無理難題を突き付けられるか、またそれに伴う米側からの発言などによりドル円が急に円高に振...
アメリカ景気循環の話
アメリカの景気循環の話は、これまでに何度もお話しをしてきたように、企業はある程度落ち込みをしている、そして消費者サイドは好調という話をしてきました。この見方はあまり、今でも変わっていなく、ここで企業は設備投資をしてくるとアメリカの景気は好景気循環を続けるという...
簡単には108円台に乗せないドル円
13日NYタイムのドル円は22時ちょうどに107.778円まで上伸しましたが、そこからが今一つ伸び悩む状況になりNYダウの下落に伴ってまたしても下押しをする展開となってしまいました。まあ買いあがるというよりはロンドン勢がストップロスをつけるために一旦持ち上げた...
戦争はドル安か?はたまたドル高なのか?
シリアの問題はかなりクリティカルなところに差し掛かっているようで米国のみならず複数の参加国が連合の形でシリアを叩きにいくことになりそうですが、この戦争という局面はそもどもリスクオフからドル安になるものなのかドル高になるのかについてはあらかじめ過去の事例を認識し...