おはようございます。日本の株価は去年の8月末から急騰をしています。これは、去年に衆議院の解散総選挙が行われたからになりますが、いつも言うように、選挙のときには株は買われる、ということです。直近の選挙は、2019年春の統一地方選挙、そして夏の参議院選挙になります...
FXコラム
相場のサイクル理論の信ぴょう性について
FXや株の世界で「サイクル理論」というと「レイモンド・メリマン」や国内では「松下誠氏」のことがまず思い浮かびます。相場の世界のサイクル理論とは価格変動が日々起こっている中において、ある一定の間隔で繰り返し起きる現象のことをいいます。短期売買法の世界できわめて有...
雇用統計は好調ではあるが・・疑問が残る
おはようございます。出張と多忙が続き、更新がなかったことをお詫びします。もう、先週の話で、かなり古い話になるような気もしますが「雇用統計」については、各種の報道や専門家の言う通り、かなり好調であろうな、と私も思います。しかし「その反応で本当に良いのであろうか?...
米系ファンドの猛烈な米10年債売りをどうみるか
数年前、日本でも「マイケルルイス」の小説を原作とした「マネーショート」という映画が公開されて話題になりましたが、この映画、原題は「ビッグショート」というタイトルで、要するにリーマンショック前にその事態を察知して猛烈な売りポジションを抱えるというのが話の本筋にな...
ニクソンショックからプラザ合意までの流れをわかやすく解説
20世紀後半の主要国の為替政策を見ますと、米国がその中心にあって様々な政策を打ち出したことにより、先進主要国をはじめ世界各国が多大な影響を被ってきたことがわかります。足元では米国のトランプ大統領が新たな保守主義的な政策を打ち出し始め、この政権が...
やはり買ってはいけなかったトルコリラ円
ここのところ下げ止まったのかと思われた「トルコリラ円」が政治的な状況からさらに2日の東京タイムからロンドンタイムに入るあたりで大きく下落してしまい、とうとう22円を割るという「史上最安値を示現」することになりました。この状況は大きな下落で一旦終わったかに見えま...
8月弱含む豪ドル円のアノマリーは今年もワークするか?
毎年8月になりますと、理由ははっきりとわからないものの、どうしても円高に振れることが多くなるのが「豪ドル円」です。おそらく何の理由もなく下落するのではなく、我々では確認できない「なんらかの要因」が影に隠れているだけなのだろうとは思いますが、プロが見ていてもその...
日銀の政策と相場の転換期について
おはようございます。日本銀行はきのう金融政策決定会合を終え、現状の金融政策を変更しないことを発表しました。この書き方に違和感を覚える方は多いと思いますが、詳細に解説をしていきます。日本銀行の政策に変更なし報道機関によって、いろいろな発表の仕方があると思いますが...
UKのBREXITは一体どうなるのか?
今週2日はBOEのMPCが開催され、ようやく利上げが行われることになるかどうかに注目が集まっています。利上げの問題もさることながら「BREXIT」が本当に完結できるのかどうかを、いまだにもめており、事態はますます混沌としてきているようです。先日閣僚が二人も辞任...
10月の経済指標についてよい数字を出したくない政府
おはようございます。7月は大きく円安になっていく予定であったのですが、行って来い、のような展開になっています。結局、日本銀行が「10年物国債の買い指値オペ」を行ったことからこういう帰結になっています。今回は、ドル円に付随することを考えていきましょう。日本銀行の...