米国のFOMCだけに注目が集まる状況ですが、19日の早朝の政策決定後に待っているのは日銀の政策決定会合ということで一旦FOMCで動きがでてもそれとは逆の方向に動く可能性もあり、なかなか神経質な時間帯を過ごすことになりそうです。FOMCのほうはサウジアラムコの爆...
FXコラム
サウジアラムコ施設のドローン攻撃はFOMCに影響を与えるか
先週末降ってわいたようなサウジアラビアのサウジアラムコの石油精製拠点2か所へのドローンと見られるものによる攻撃は週明けのアジアオセアニアタイムに案の定の大きな窓開けを伴って影響を与えることとなりました。しかしニューヨークタイムには意外にドルが強含み、結局開けた...
足元のドル高を支えているのは過去最速の社債発行が原因か
足元のドルインデックスはとにかく高値どまりしており下落する気配が感じられません。9月初旬に比べれば若干下げはしていますが、基本的には強さを保った状態になっています。ドル安を志向するトランプがなにか言い出してもまったくおかしくない水準であろうと思うわけですが、こ...
15日でリーマンショックから丸11年
早いものでリーマンショックと呼ばれる2008年9月から始まった大暴落からすでに11年が15日で経過することとなります。リーマンショックというのは国内ではほぼ共通語のように使われていますが米国人にその話をしても彼らは暴落は認識しているもののかならずしもリーマンシ...
シーズナルサイクルから見たドル円の9月相場
ドル円は米10年債が大きく売り戻されていることからえらく堅調に上昇しており、108円までほんの目と鼻の先といって状況になってきています。なぜいま足元の状況がリスクオンと呼ばれるのかは今一つよくわかりませんが、そんなに堅調に買い戻される材料があるのかどうかいまひ...
ポンド円とドル円の相関係数に注意
英国のBREXITに関しては3か月延長するといった相手に承諾が得られていないのに身勝手な法案が議会で可決してしまい、一体ここからどうなるのか全くわけのわからない状態が継続中です。ポンドの取引でひどい目にあっているトレーダーはとにかく博打のような...
逆イールドが解消しはじめた米債金利~でもそのタイミングがむしろ危ない
すでにしっかりお気づきの方も多いと思いますが、米債の逆イールドが解消に向かいはじめています。これは10年債金利が底打ちして反転上昇しているためで、微妙ではありますが10年債は2年債金利を上回りはじめています。Data FT市場ではこれで安心感が高まったなどとい...
日銀のマイナス金利深堀が何の足しにもならない可能性
いよいよ12日からECB理事会を皮切りに主要国の中央銀行による政策決定会合の結果発表が目白押しとなります。現状ではそのレベルははっきりわからないにせよ、ECBもFRBも金利の変更を含めて緩和的な措置を深堀する可能性が高まり、相対的な対抗上日銀もなにか緩和的な措...
想像以上に難しい9月相場
9月相場もいよいよ2週目に突入することになるわけですが、どうも方向感というものがはっきりせず、見た目以上に難しい時間帯に入ってきていることと強く感じます。市場ではリスクオンがやたらと口にされますが、個人的な印象でいいますと先週一週間で劇的に変化した周辺状況とい...
ようやく107円回復のドル円@しかし上値の余地は限定的な可能性
ドル円が5日のNYタイムから久々に107円を回復しています。ADPの数字がよかったことに加えてISM非製造業総合指数が56.4と数字がよかったこともプラスに働いたようで午後11時過ぎから1時間10分程度107円をさまよう動きを見せました。しかし滞空時間はそれだ...