お盆休みの週となった15日からの為替市場は久々に短期投機筋が大きくドル円を売り浴びせるといった仕掛け売りも登場し、久々に夏休みの大荒れ相場となりました。99.500円にあるといわれる大きな買いポジションとオプションのおかげで、なんど下押ししてもどうしても突破で...
FXコラム
アベノミクスバブルはこのまま崩壊するのか?
今年の年初に私は、「今年は円高が進行する」と言った覚えがありますが、イギリスの離脱を機に世界的な機動的な財政出動が行われると「伊勢志摩サミット」の合意を背景に円安論を展開しています。ただ、こういった「モチアイ相場」は私の最も苦手なことであり、こんなものやるくら...
インベスターZを読んでFXについて考える
「インベスターZ」は中学生が主人公の投資マンガです。道塾学園という、投資部の利益によって成り立っている中高一貫校が舞台で、投資部に所属する主人公の財前孝史(中学1年生)が株式投資やFXなど様々な投資に挑みます。最初は株式投資を行うのですが、この投資マンガの途中...
FRBは鮮明にドル安を志向しているのか?
18日の朝3時に発表された7月の「FOMC議事録」は一言でいえば「利上げはある可能性もあるし、ないかもしれないと」いった内容でここからの利上げについての大きなヒントにはなっていません。ただし明確に利上げを主張した委員がいることだけは明らかになり、年内は利上げが...
お盆休みに100円割れを成功させた投機筋
お盆休みで欧米でも夏休み真っ盛りのこの時期、ドル円は例年円高になりやすいものですが、今年も「短期投機筋」の仕掛け売りで見事に100円割れを示現させることができたようです。市場の噂では、こうした仕掛け売りをしたのは「米系の短期投機筋」であろうということになってい...
日本の経済成長、年率換算で0.2と方針転換
8/15に日本の「4-6月期の経済成長」が発表され「年率で0.2パーセントの成長」としました。それを受けて、日本政府は年間目標を1.7パーセントから0.8パーセントに減らしました。言っては悪いですが、FXの関連ニュースではこの数字に関して全く理解していませんの...
8月米国債利払いで円高は果たして本当か?
日本は1兆2500万ドルという巨額の外貨準備を保有する国ですが、その大部分はドルであり、また米国債への投資が非常に多い国といわれます。また機関投資家なども多くの米国債を保有していますから、利率が下がり金額ボリュームが少なくなったとは言ってもこれによる利息額は大...
予想を下回るGDP速報値で景気はどうなる?
内閣府が発表した日本の4~6月期実質国内総生産(GDP)1次速報は、前期比プラス0.0%(市場予想はプラス0.2%)、年率プラス0.2%(同プラス0.7%)と「ロイター」がまとめた市場予想を下回っています。為替相場は夏休み真っ盛りでほとんど反応はありませんが、...
アメリカ経済に暗雲は立ち込めているのか?
先週の週末のアメリカ「経済指標」の発表には少々、がっくりした方は多いのではないでしょうか?小売売上や企業在庫、卸売物価指数、日本では企業物価といいますが、等の経済指標が軒並み悪化をしています。ミシガンの消費者態度信頼感指数にしても予想より大きく減じています。な...
デフレの克服が見つからない世界の経済
今年も8月15日の日本で言うところの「終戦記念日」がやってこようとしています。しかしこの時期、韓国やインドなどを訪れていると、この日の前後が独立記念日であったりして欧米の列強からやっと独立できた日で日本が戦争に負けたことをよしとしている周辺国が多いという厳然た...