いよいよ英国のEU離脱がどうなるのかが大きな注目ポイントになってきています。大方の見方ではまた離脱延期の可能性が支配的で足もとの相場はポンドも英国株式市場もオプション市場さえも凪の状態が継続中でこのまま何事もなく31日を迎えるのではないかという楽観論が頭をもた...
FXコラム
QEとは口が裂けても言えないFRBの辛い事情
米国FRBは11日、市場が米中首脳会談の行方に注目している真っ最中に短期の金融市場(レポ市場)の資金不足と金利高騰を解消するために短期国債を月間600億ドルのペースで来年の6月ごろまで継続的な買入を発表しています。しかしパウエル議長は再三この動きをくれぐれもQ...
今年のドル円年間値幅はたったの8円で終わる可能性
今年はまだ2か月半も残されているわけですが、どうもドル円の雲行きが怪しくなってきています。■ドル円週足今年のドル円の週足を改めてみてみますと年初にいきなり大きく下落したところから始まって4月までは比較的順調に上値を追う動きをみせていることがわかります。しかしそ...
米中協議期待だけで異常な上昇のドル円
ドル円が米中の通商協議期待だけで異常な上昇を見せ、多くの市場参加者がショートで参入したことからそれを踏みあげる形で大した材料もないままになんと108円にまで上昇するというとてつもない相場状況が続いています。東京タイムの始まりまで待ってみましたがまだこの状況は改...
動かない相場に対応する苦肉の策のトレード方法
毎日様々なネタをこのコラムではご提供しているつもりですが、実際の相場を見ますと足元の状況は驚くほど動かない状態が長く、儲けを出すのがかなり難しくなってきています。ここでもお伝えした通りFRBはQEという言葉を使わずにいわゆるPOMOという形で資産買入をする意向...
リスクオフに見えて複合的材料で上昇・下落するドル円の難しい相場
米中合意期待がまたしても剥落する動きとなって107円台中盤まで上昇したドル円は昨日のロンドンタイムに大きく値を下げ再度106円台に突入する動きとなりました。NYダウも一時300ドルを超える下落となったことからドル円も下値を試すリスクオフの動きが想定されましたが...
アルゴでニュース記事ベースで高速売買するファンドが瀕死の状態という噂
ここのところ為替市場でも株式市場でもちょっと耳障りのいいニュースが流れると、驚くほど速く相場が買い上げられたりすることを相当目にするようになってきています。これはもう皆さまお気づきのとおりアルゴリズムがニュースのヘッドラインだけを読み込んで買いに走るからで、後...
ボリスジョンソンの提案Bはメイ首相EU合意案の改定という仰天案
10月31日を前に英国の動向が益々よくわからなくなりつつありますが、為替の世界ではポンドから波及して他の通貨にも大きな影響がでるだけ、ポンド取引をしなくても一体BREXITがどうなるのかについてはどうしても気にせざるを得ない時間帯が差し迫ってきています。ここへ...
米9月ISM非製造業景況指数の弱さで利下げ期待再燃
相場のFRBへの期待というものは際限のないもののようで、3日に発表された予想55.0を下回り2016年8月以降3年ぶりの低水準となったことから株価は大きく下げる展開からはじまり、ドル円もいきなり106.500円レベルまで下押しを余儀なくされることとなりました。...
米国の経済指標悪化で始まった10月の下落相場
米国では注目されていた9月のISM製造業景況指数が2009年以来の低水準を記録したことから株価が大きく下げましたが、2日もその流れは止まらず株安と米国債券利回りの低下からドル円も当然のことなら下方向に逆走を始めており、ここからどこまで下げるのかが大きな注目点に...