よく、「アメリカ>日本」というように等号、不等号によって為替相場の観察を私はしますが、今回はその解説を現状の相場で解説をしていきたいと思います。去年の経済格差去年までは、「アメリカ>ユーロ>中国>日本」という経済格差の序列になります。これは、「IMF」統計の「...
FXコラム
7月為替相場の肝は米国の株式市場動向
いよいよ名実ともに7月相場到来となりますが、為替相場の方向感は思いのほかはっきりしなくなっています。足元ではもっともドル円に影響を及ぼしているのは債券金利の動向となりますが、7月相場ではそれにも増して気になるのが「米国の株式相場動向」です。すでに7月で景気拡大...
米国株式相場の本格下落調整スタートか?
このコラムでもずっと相場の先行きが危ないのではないかと申し上げできましたが、いよいよ米国の株式の様子がおかしくなりつつあります。まずなにも大きな材料がないにもかかわらずNYダウ、「NASDAQ」ともに調整が始まっており、昨晩はざら場で「NASDAQ」は2%超の...
ドイツ株が天井を打った!ユーロ急騰なら円高
以前から、米国ナスダック市場が頭を打った可能性は高い、という指摘をしてきましたが、今回は「ドイツ株、DAXが頭を打った」という宣言になります。そのほか、新興国市場では、オーストラリア株、ブラジル株はすでに頭を打ったという話をしております。今回は、その株価からわ...
ECBの出口戦略履行なら市場は急降下も
Photo Reuters.com27日は「ECBドラギ総裁」の「デフレ圧力はリフレ圧力に変わった」との含みのある発言からユーロドルが急上昇する形となり、いまも底堅い動きが継続中です。既に欧州の債券市場はドラギ発言を受けて下落を強めており、国内の債券市場にも売...
ドラギ発言はサミットの裏合意であるという事
「ドラギECB総裁」が将来の利上げをにおわせる発言によってユーロが急騰しています。ここでは、ユーロドルを買うよりもポンドドルを買ったほうが賢明である、と何度も説明をしています。今回は、この発言の真意について考えていきたいと思います。今年のサミットの裏合意はドル...
「半期末相場」を仲値トレードで稼いでみる
6月半期末が迫った為替相場はどうも動きが悪く、逆に動き始めると上げたり下げたりというわかりにくい動きをしており、長くポジションを持つこと自体が大きなリスクになりつつあります。そこでこの半期末をうまく利用したトレードということで注目したいのが「仲値」トレードです...
意味もなく上下するドル円相場に辟易
皆さんは昨日の東京タイムからのドル円の乱高下に巻き込まれていませんでしょうか?112円台をつけるところまでは期待感の高い相場でしたが、実に短い滞空時間で下落がはじまり、今度は高値を買った向きが完全に投げさせられる動きが強まり、ロンドンタイムが始まった午後5時に...
米国金融市場をめぐる全く異なる2つの見方
6月の「FOMC」以降、米国の金融市場は利上げと「バランスシート」の縮小意向を受けて明確な方向感がでるものと思っていましたが、実際はまったく逆で、以前にも増してランダムな市場展開が強まる状況になってきています。一旦調整が入った「NASDAQ」は下値で買い支える...
ユーロ売りに支えられて上昇するドル円
欧米の半期末ということになると この時期には不思議なフローも結構登場するものですが、26日のNYタイムで上のストップロスをつけて111.900円台まで跳ねたドル円はどうも自律的な円売りというよりはユーロドルのユーロ売りに支えられている印象が強く、東京タイムに1...