8月24日以来、日銀とGPIFほかのPKOと思しき軍団が日経平均とドル円を買い上げる動きをしていますが、買いがおさまると俄かに売りに押され失速する場面がほぼ毎日のように繰り返されるようになっております。下値で支えるPKOの威力にいささか翳りが出てき始めたことを...
Kentaro
9月17日までは一旦休むのも戦略のうち
8月24日以降、為替も株も異常とも思えるボラティリティの高い相場が連日続く状況となっています。スキャルピング派にとっては、絶好の売買チャンスとばかり相場に乗り込んでいることと思いますが、どうにもこうにもテクニカルチャートでこれまで使ってきた手法がミートしなくな...
アメリカの利上げを煽りまくっているマスコミ
みなさんはご存じないでしょうが、私は実は今年の前半からアメリカの利上げについて春から夏にかけては絶対にないと言っていました。理由は簡単です。FRBが利上げをしないと明言をしているからです。しかし、なぜか、日本のマスコミはアメリカのサプライズ利上げを煽りまくって...
市場は利上げを十分裏付ける内容と判断
9月4日(金)に発表になった米国の8月分雇用統計において、非農業部門雇用者数(NFP)は、「17.3万人増と予想の21.7万人増を下回る結果」となりましたが、前回、前々回の上方修正が計4.4万人だったことから、相殺勘定となり一旦は売られたものの、直後に買いに転...
FRBの利上げに大きく影響しはじめた中国
既に米国の金融市場ではかなり話題になっていることですが、中国が「株価を支える原資を捻出するために米国債を売っている」というのはどうやら事実のようです。本来株式市場が大きく下げる場合には、市場はFLY to QUALITYの行動を起こして債券が買われるのが定石に...
チャイナショックでわき上がるドルの適正値
世間では「チャイナショック」によって株安・円高が進んでいます。中国経済が予想以上に悪いということで、人民元を切り下げ、預金金利を引き下げ、人民元の為替先物予約の売り規制まで始めています。根本的に、中国の金融システムは自由主義国家とリンクするか?結論から、先に言...
スワップ狙いの買いはもう少し待つべき
8月24日の相場暴落から一旦はドル円もユーロドルも落ち着いてレンジのような動きになっていますが、実は新興国通貨は結構大変な事になってしまっています。まず輸出が上手くいかなくなっている所に加えて、資源価格下落が追い討ちとなり、米利上げ予測でドル全面高が進行してい...
ドル円200日移動平均線割れの意味合い
中国市場に起因する大暴落から1週間以上を経過して、市場は一旦落ち着きを取り戻しています。しかし、8月24日ドル円は200日移動平均線を割り込む展開となり、これまでとは必ずしも同じ相場状況ではなくなってきていることが示唆されるようになっています。本日の記事では、...
チャイナ・ショックの現状と今後の展開を探る
中国が緊急に人民元の設定レートを切り下げてから、あらゆる国々の株式相場が下押しをしており、一連の流れを「チャイナショック」と言われています。個人的には中国の発表の数字など全く信用はしていませんので、何があっても驚きません。国家体制も日本を含めた他の自由主義国家...
ミンスキー・モーメントに入った中国投資家
8月24日のブラックマンデー暴落以来、市場では「ミンスキー・モーメント」という言葉がしきりと使われ始めています。このミンスキーモーメントとは、故ハイマン・ミンスキー教授がワシントン大学で発表した説のことをこう呼んでいるものです。同教授の「金融不安定説」は、信用...