12月18日の「日銀」によるまさかの補完措置発表でドル円株も下落したままとうとうクリスマスを終えることとなり、年末までにいったいどこまで戻すのかが注目されつつあります。ドル円は完全似123.500円が上限となってしまい、どんなに戻してもこれ以上は簡単には上昇し...
Kentaro
2015年のドル円相場を振り返ってみる
為替市場は「クリスマス休暇」に突入し、ほぼ今年の取引を終了しようとしています。年末には125円方向にもっと近づくかと思われたドル円も「黒田逆バズーカ」のおかげで121円台をうろうろする有様で、かなり弱含みならが今年の取引を終了さそうな状況です。かなり動いたよう...
人民元を切り下げたくてしかたない中国
先進各国の「中央銀行」の政策決定に振り回されているうちに「中国人民銀行(PBOC)」は12月11日遅く、13通貨で構成される貿易加重バスケットに対する「人民元」の基準レートの発表を開始すると公表し、市場を震撼させています。事実上「ドルペッグ制」をとっていた「人...
ドル円レートを簡単に予測でき実践的な方法
昔から私もドル円の動きには悩まされてきました。しかし、ここ最近ようやくドル円の動きに関してわかってきたような気もするので少しだけ解説しようと思います。ドル円相場と円ドル相場の違いこのことに気づいていない人がかなり多く、ドル円相場を知るためにはこのことをきちんと...
FOMC前に示現したサードアベニューの償還凍結
「FOMC」を前に乱高下を繰り返したドル円を中心とする為替市場の傍で、14日債券市場には大きな衝撃が走りました。米サード・アベニュー・マネジメントによる高利回りファンドの償還凍結(解約停止)に加え、英ルシダス・キャピタル・パートナーズによる全「ポートフォリオ」...
ドル高懸念は今年2回目、イエレン議長の苦悩
アメリカの利上げによって「イエレン議長」はアメリカの成長は「FRB」の計算通りに成長をしているとコメントを出しましたが、一方で懸念の方はドル高であるとしています。実はマーケットのことは、マーケットに任せるというのは詭弁ではないのか?実は、アメリカドルに関して「...
日銀がやらかした自爆テロバズーカ
12月先進各国の「中央銀行」が順次発表した政策決定をめぐって相場は大きく揺れ動く展開となりましたが、中でもノーマークであった「日銀」の言ってみれば、ほとんどどうでもいい決定内容が今回の相場でもっとも大きな市場の反応を招くことになってしまいました。1.J-REI...
大方の予想どおりの利上げとなったFOMC
12月17日の未明、大方の予想通り米国「FOMC」にて0.25%の「政策金利」の上昇が決定されました。事前の相場の乱高下に比べると発表後の市場の動きは実に緩慢であり、月次の「雇用統計」にも満たないほどの動きにしかならず、若干拍子抜けという感のある結果となりまし...
FOMC前の下落@さらに大きなショートカバー
いよいよ今年の為替相場の最大のイベントとも言うべき米国の利上げ、つまり「FOMC理事会」の決定が近づきました。しかし12月3日の「ECB理事会」以降相場は大きく大方の予想から逆走し始め、市場参加者はなにがしかの痛みを分かち合う結果となってしまいました。特に激し...
そして誰も儲からなくなってしまった
「FOMC」を前にして、案の定「原油価格」の下落から相場は株も為替も大きく下げることとなっています。このコラムでも何度かご紹介している「炭鉱のカナリア」がまんざら嘘でもなかったことがわかりましたが、それにしても「FOMC」前にドル円は120円台中盤まで戻るとは...