このお盆休みの間は、ま、ほとんど動かないと思いますが、ただ9月からほぼ確実な世界的な「金融緩和」を考えれば安いとことは拾うという姿勢は大事かと思います。この背景は「G7」「伊勢志摩サミット」で決まったことが背景になると思います。今回は、私の根本的な考え方を説明...
Kentaro
日本と中国が戦争になるとFXはどうなる?
ここのところ尖閣列島で異常とも思える挑発行為を繰り返す中国ですが、憲法改正にとってはこの上ない材料ということで安倍政権も強面に対応しており、ややもすれば武力衝突もありえそうな緊迫した状況が続いています。戦後日本は他国との戦闘に巻き込まれたこともなければ、まとも...
債券市場に続き日銀が破壊するETF市場
7月29日に政策発表を行ってから、日銀は8月4日から「ETF」の買い入れ額を増額させて6兆円に対応するようになっています。8月2日、3日とこれまでに近い347億円しか買い入れをしなかったので、市場には一部動揺が走りましたが、4日からは倍増した買い入れが始まって...
アメリカの「雇用統計」は本当にいいのか?
先月の非農業者部門の新規雇用数は、市場予想を大幅に上回る数字を記録して、アメリカ経済懐疑者たちの予想を悪い意味で裏切ったと思います。個人的には、この人たちはアメリカ経済のどこをみて悪いといっているのかはよくわかりません。いろいろなことを考えていくと、やはり労働...
実需勢が抑えているドル円の上値の重さ
前週米国の「雇用統計」がよかったことを好感して、リスクオンとなった相場はドルが軒並み利上げ期待から上昇し、ドル円もショートのあぶり出しから102.652円まで上昇することとなりました。株価も大きく戻していることから、ここからは上方向なのではと思われる方も多いこ...
FXを副業にする?やるからには副業を本業に
現在の日本の「社会制度」「経済状況」を見てください。年金や社会保障費は年々削減される一方で、非正規雇用者の割合は増え続け、さらに少子高齢化の問題も有効な解決策を見出せず手をこまねいています。「景気回復している」と日本政府は口を揃えますが、それを実感する国民はほ...
8月相場は波乱も多いがレンジになりやすい
今週は後半にかけて為替相場はますます場が薄くなりそうな状況で「実需」のプレーヤーが、こぞって不在になることから相場に方向感が出にくくなります。今、市場に残っているのは儲かっていないファンド勢の一部が起死回生で仕掛けにより一儲けしてやろうとする動きや「CTA」な...
利上げしない?できない?FRBの不透明感
7月の「米国雇用統計」結果を受けて、市場では再度利上げへの関心が高まりつつあります。毎回このコラムでもご紹介している「FedWatch」はその利上げ確率を高めており、9月は依然15%ながら12月は0.5%以上の確率が「43.4%」にまで上昇しつつあります。ただ...
クレジット危機の再来か、超楽観論の始まりか
クレディスイスから米国シティー銀行が、デリバティブ資産を買ったという報道がありました。かんたんに説明すると、昔からクレディスイスというのは私たちの仲間内ではクレージースイスと言われており、そのディールの内容を見ても何をやりたいのかさっぱりわかりませんでした。お...
日銀政策決定会合後に金利が上昇した国債
安倍内閣改造や総合経済対策の規模の話などで、あまり話題にはらずにスルーされてしまった感があるのが「日本国債の長期金利上昇」です。8月1日の「国債」の市場では、日銀の追加の金融緩和策に国債の買い入れの増加などが盛り込まれなかったことから日本国債を売る動きが広がり...