逆指値注文では二つの売買注文を入れることができるものとなります。

一つは、今の為替のレートよりも高くなったときに買う注文を入れることができます。またもう一つは今のレートよりも安くなったときに売る注文を入れることができるものです。

つまり名前の通り指値と逆のパターンの注文ができるというものです。この方法では指値と同様に設定したレートに達するまでは一切約定することはありません。

通常は現在保有しているポジションが不利な状況になり含み損をかかえたときに一定のラインまできたら損失確定をするために使うのが逆指値ということになります。

一方で今のレートよりも高くなり一定のラインまではねたら買うとか下げたら追撃売りをするといってことにも使えますが、こうした使い方で気をつけなくてはならないのは、最も高値で買ってしまったり、底値で売ってしまったりしてその後相場が戻ってくる可能性があるということです。

もちろんトレンドがしっかり出ているときにこうした売買をしかけておくことは有益ですが、その後の利益確定の方法までしっかり考えておく必要があるということです。

この場合にはさらにイフダンやOCOといった機能と組み合わせをして売買していくことも検討されることになります。