「経済指標」というと、きっと難しいのではないか?と思う方は多数いらっしゃると思います。
しかし、この経済指標は内容は難しいですがこれをマスターするとなぜ、報道や社会はこのようなことをいうのかが理解できてきますので是非、この際に理解をすることをお勧めいたします。
経済指標は主に3種類の指標がある!
一口に経済指標と言ってもいろいろな種類があります。これを全てを理解しようと思ってもなかなか思うように行かないと思います。ですから、大別して三種類の経済指標があると思ってください。
その種類は「先行」「一致」「遅行」になります。
先行指標は景気が拡大する前や復活する前に上昇する指標になります。主に、株式市場や、設備投資、PMI等が先行指標として知られています。一致指数は、小売売上、卸売物価指数等があります。
これは景気が拡大すると同時に上昇していく指標になります。遅行は労働に関する指標はほとんど、遅行指数になります。
皆さんに関心があるお給料等の上昇率は、景気が完全に拡大することを確認をしないと上昇はしないと一般的には言われます。
マーケットに関係あるのは先行指数のみ
そもそも、全てのマーケットは先行指標といわれています。なぜなら、景気の拡大前にそのマーケットは先行して上昇するからになります。
ですから、そのマーケットよりも前に発表される数字がマーケットの上下動に大きく影響をします。
逆に、遅行指数が上下動をしてもあまりマーケットには関係がありません。