コピートレードとは他人のトレードに同期してトレードをすることです。ですから、「トレードをする」というよりも、他人に完全にまかせているわけです。
なにも苦労をしないでFXで儲けたいと思う人にとっては、これほど便利な事はありません。
コピートレードをしたい人は、それを扱っている会社に申し込みます。その会社は、実際にトレードをするトレーダーと契約しています。コピートレードを申し込んだ人は、会社が契約しているトレーダーの1人のトレードと同期するのです。同期、つまりはトレーダーと連結していることになります。
外国為替市場では、何が起きるか分かりません。機械にトレードさせているときには、想定外の事が起きたら、機械には対処できません。
その点、人間がトレードしているなら、何かあっても、ダメージを最小限に抑えることができます。
コピートレードにはいくつかの欠点がある
欠点その1:
同期している、といってもタイムラグは発生します。外国為替の取引は、コンピュータで高速度で行われています。ほんの少しのタイムラグでも、致命傷になることがあります。
欠点その2:
実際にトレードするトレーダーは他人です。そのトレーダーがどこまで信用出来るか、プラスの運用をしてくれるかどうか、そこが問題です。
欠点その3:
トレーダーが、確かに、自分1人の時には高い運用成績を残していたかもしません。しかし、多くの人がコピートレードをしているということで、それを意識して、心理的に重圧を感じて、成績が落ちることもあります。
欠点その4:
トレーダーとコピートレードをする人を仲介している会社が、信用出来るかどうか、これも問題です。様々な問題点があるコピートレードですが、制度事態は非常に便利なものであり今後の成長が期待できる分野である事は間違いありません。