株式とは、民間の会社、ないしは、官営の会社がその会社を運営していくのに当たってその資金を小口化したものを株式といいます。
そして、それを広く公募する場合、株式を上場して一般の投資家から資金を集める市場のことを株式市場と言います。
FXと株の関係
たとえば、ドルの基準値、つまり参考値段を決定する場合は株式市場の価格を参考にしなければ算出できない側面があります。今、原油価格が激しく上下動して、今年前半の原油価格の下落によってOPECが減産をするか否かでかなりマスコミの報道が激化しました。
結果は減産せずに落ちついたわけになるのですが、この減産をしなかった理由はドルが上昇しているので、ドル建てで産油国が受け取る貨幣価値が変わっていないので、収入が変わっていないから減産をしなかったのです。
また、その受けとった輸出代金をほとんどの国がアメリカの株式に投資をしていますので原油価格にドルの上昇幅と株式の上昇幅、それと国債金利を上乗せするとほぼイコールになります。
つまり、株式市場とFX市場の関係は密接に関係があるということになります。
株式市場の上昇はGDP総額を押し上げる?!
株式市場が上昇すると、その上場会社が儲かっていることになりますので、当然、GDP総額が成長をしているということになります。GDP総額が上昇するということはその国の通貨価値を上げ、また、インフレも期待ができますので更なる上昇も望めます。
つまり、株式市場とFXは切っても切れない関係と言えます。