政策金利とは各国の政府が内外に示す、基準金利のことになります。
この政策金利の動向次第で投資家はその国の市場からの撤退や参入を決める非常に重要なものになります。
政策金利は中央銀行の専権事項
各国には必ず、中央銀行というものが存在し、その仕事は一般的に通貨の番人と言われます。その主な仕事にはその国の通貨の発行と金利の上下動の二点になります。
ただし、最近の国際情勢では各国政府の財務状況が極めて悪化をしていますので、その金融緩和を政府に変わって、中央銀行が行うケースが非常に増えており、その量的金融緩和政策を行うことも重要な仕事になります。
金利は政府が決定するのではなく中央銀行の専権事項になります。
政府が勝手に金利を決定することができれば、借金の多い国は自動的に金利を成長しているのにも関わらず低く設定する勝手ができますが、中央銀行が行うと内外の経済情勢などを勘案して政策決定ができるという利点があります。
金利は水のように流れる
水は高いとこから低いところに流れるという格言と同様、金利も低いところから高いところに流れます。
この点で注意をしたいのは普段、FX投資を行うときはみなさん値幅や、金利学によって投資をすると思いますが、金利というものは常にパーセンテージ表示になります。何が言いたいかといえば、100円の金利と100万円の金利の額は違います。
しかし、パーセンテージ表示にすれば金利は一緒になります。投資を行うときはパーセンテージ表示が鉄則にするのが鉄則なのですが、人間は金額によって行動することは最近の行動経済学によって証明はされています。