資源国とは「産業や食糧の原料となるものの生産をメインにする国」という認識で問題がないと思います。その資源国の通貨を資源国通貨といいます。
資源のカテゴリー
資源とは一般的には石油などのエネルギー、またはハイテクの素材に欠かせない、レアメタルや白金などを指すのは一般的になりますが、近年では農業の食糧等も含まれます。
すなわち、世界各地で上場する商品銘柄をメインに生産している国々を資源国と言っているようです。
資源国家の今後
近年、資源国を新興国と呼ぶこともあります。この背景には、資源国の成長が著しいというのも背景にありますが、考えてほしいのは資源国や新興国という言葉は最近できた言葉になります。
どうように、今では誰もが知っているBRICSという言葉も同様になります。この言葉ができたのは、アメリカの9.11があってからになります。
つまり、アメリカ経済が衰退していき、その補完を務める国がBRICSを代表とする資源国や新興国になります。アメリカ経済が衰退するということはイコール、ドルも安くなるということになります。ドル安は商品市況を押し上げ、資源国通貨の価格を押し上げてきた側面はあります。
今後は、アメリカ経済が21世紀をリードする国家になるのはあらゆる条件から明白になります。
つまり今までの新興国経済や資源国経済は単なるバブルであった、という見方も存在します。
バブルは崩壊するもの
現在の新興国や資源国の経済がバブルとすればそれが、崩壊するのは当たり前のことです。
現に、中国経済が報道によればバブルが崩壊したとしています。個人的には中国経済の本格的なバブル崩壊はまだ先だと思われます。