FX取引で誰でも通る道が「テクニカル分析」ではないでしょうか。
僕の場合は、まずは売買サインが分かりやすいので「MACD」で取引していました。この時は、勝ちもしないが負けもしない状態でした。
そのうちに、もっと工夫した方が儲けが出るのではと思って、「ボリンジャーバンド」や「移動平均線」「MACD」「RSI」などいろいろなテクニカル指標を増やしていきました。しかし、テクニカルを複雑すればするほど、FXで全然儲けが出なくなってしまいました。
1分足移動平均線手法の概要
手法名 | 1分足移動平均線4本を使用したシンプルFXトレード | ||
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開発者 | 陽 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | NY市場 | ポジション保有時間 | 60分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 30回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -10pips |
取引ルールはシンプルが良い
過去のFXでの敗北によって、やはりFXの取引ルールはシンプルな方が良いと気が付きました。
そこで最近では1分足と移動平均線のみを使用しています。通貨ペアはスプレッドが低くて、取引コストが比較的掛からない米ドル/円です。
取引時間は仕事から帰ってきて、一服した後の夜20時から22時くらいまでの2時間にしています。ダラダラやっても勝てないからです。
また、この2時間は、ロンドンとニューヨークの市場が重なる時間帯ですので、1日のなかで最も利幅が狙いやすいです。ずっと張り付いても勝てないFX手法でしたが、この時間帯だけは勝率がよかったのです。
やり方ですが、移動平均線の 「10・20・50・100」4本の期間を1分足 のチャートに表示させます。50と100の期間は、5分足の10・20の期間と同様です。
つまり、チャートは1分足ながら5分足の移動平均線の10・20も表示させているわけです。こうすることで5分足でチャートを表示させるより、エントリーのタイミングを早く判断できる効果があります。
エントリーするタイミングはこの4本の期間がゴールデンクロスした時に買い、デッドクロスした時に売りポジションをとります。
利益確定とロスカット方法
利益確定はスプレッド分を入れて+20pipsです。損切確定はスプレッド分を入れて-10pipsです。
これは、両方固定です。利益が損切りの2倍以上になるようにしています。ポジが確定したら、どちらかのレートになるまで指値、逆指値の設定値を動かしません。
過去にFXで負けた理由として、損失の方が利益よりも大きくなる癖がありましたので、そこを改善しました。
あくまでも単純計算ですが、5勝5敗でも50pipsの利ザヤが稼げるわけです。このFX手法では、現時点では、6割弱くらいの確率で成功していますが、FX相場の動きが小動きだと上手くいきません。なので、その判断をルール化させたいと思案しているところです。