FXでロスカットを喰らった時というのは、非常にシンプルな事で、損切り設定をせずにポジション保有時間を長くしてしまった時 です。
取引手法は無数にあるのですが、きちんとした損切りのルールを作っておかないと、どんなテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を行っても利益が出てきません。
言うのは簡単だけど、やるのは難しいルールは、利益を損失よりも大きくする事、利大損小を徹底する事です。
利益を大きく伸ばすには勇気が必要です。少し利益が乗ってくると下がるかもしれないという思惑が働いて、小さい利益で利確してしまいます。逆に損失に対しては気が長くなり、最初に決めていたはずの損切りポイントを切り下げていってしまい、ドンドンと損失が膨らみます。
そうなると自然に利益が小さく、損失が大きくなり、100連勝しても1敗で全てを失う事も起こりえる のです。
これは感情のコントロールの問題で、最初に決めた利確ポイントや損切りポイントを、その時々のチャートの動きに振り回される事で起こりえます。
通貨ペアを何にしても、どんな手法を使っても、感情コントロール出来ずに振り回されると損失が膨らんでいきます。
手法概要
手法名 | 裁量トレードとシステムトレードを使い分けるのも1つの手 | ||
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開発者 | 庵治月 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1分足、5分足、15分足、1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | システムトレード | ||
その他選択項目 | 低レバレッジ、逆張り、順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 60分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回-100回 | |
エントリー注文 | 成行-指値-逆指値 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -20pips |
システムトレードのすすめ
感情に振り回されて利益を伸ばせない方は、一度システムトレードの自動売買に手法を切り替えるのも良いです。私は、システムトレードを実践するようになってから、裁量でも利益を得れるようになりました。
システムトレードは「機械」ですので、決めたルールを徹底してくれます。人間は、なかなか「機械的」に取引することはできません。
また、システムの負けが続いてしまう時は、1つのシステムトレードに絞らず、何個かのシステムに分散する事も可能です。
裁量トレードの場合で、負けが続いている時に取引を分散するのは難しいです。なぜかというと、人間には感情があり、負けが込んでいる時には冷静な判断力がなくなってしまうからです。
この負けが込んでいる状態で、仮に別の手法で取引しても、よほどメンタルが強い人でなければ、勝つ事は難しいでしょう。
また、裁量とシステムを使い分けるのも1つの方法です。その時、自分がトレンドフォローの取引スタイルであれば、システムは、ボックスを狙った逆張り系にするなど、リスクを分散することをおすすめします。