FXで勝ち続けている方は少ないと思います。ちょっと前に見たニュースで実際にＦＸで勝っている人は全体の10％くらいと耳にしました。

それだけ、FX取引が難しいのは皆大金を掛けてしまい、冷静な判断力が無くなってしまうからではないでしょうか。FXは、中毒性があり、一旦負けると取り返しのつかないところまでいってしまいます。

そこで今回、勝ち取る金額は少額ですが、まずは勝ちに行くための方法をご紹介いたします。

レバレッジ1倍スキャルピングFX手法の概要

取引スタイル

このFX手法は、レバレッジを掛けません。ですから、米ドル円100円のレートで取引したい場合、1000通貨に対応しているFX業者を選択して、最低でも10万円を用意する必要があります。

エントリーが外れた場合は、長期保有になってしまいますので、必ず使う予定の無い「余剰資金」で行う必要があります。

まず30分、60分のローソク足観察です。ローソク足は皆様御存知だと思いますので割愛しますが、このローソク足の動向を30分、60分観察してから資金を投入するかどうかを決定します。

かなりシンプルなルールです。まず最初に、60分足を客観的に見ます。そして「勢いよく上がっている状態」なのかを確認します。（売りは全て逆です。）

抽象的な言い方ですが、10人のFX投資家がいて10人が「今は上昇している。」と見る状態です。「10人中、10人」ですから、よっぽど強い上昇でなければエントリーはしません。

次に、30分足を見ます。30分足も同じです。「勢いよく上がっている状態」を確認します。そして、60分と30分が同じ状態だった場合、押し目を待ってエントリーをすることになります。

押し目のポイントは「天井さえ掴まさなければ良い。」という感覚で結構です。

利益確定と損切りのルール

利益確定は 5pips～10pips です。欲張らずに、コツコツと利益を積み上げていくことがこのFX手法では大切です。

基本的に損切りは行いませんが、今までこのFX手法で、損切りした時は1回あります。東日本大震災の時です。結果的に損切りをしましたが、この時は、両建てを上手く使って損失を軽減させて乗り切りました。

逆の動きが強すぎるなと思ったら、一旦両建てをするのも１つの手です。その際のレバレッジは勿論１倍です。

低レバレッジの安心感

具体的なFX手法ではありませんが、これが、不思議となかなか負けません。まず、レバレッジ１倍でFX投資を行っているという安心感があります。

ただ、利益の幅が少なくレバレッジもかけませんので、こちらの利益は雀の涙ほどになりますので、その辺はご理解の上で行うようにしてください。

利益は微々たるものですが、FX投資を行って「夜も眠れず、仕事にも支障をきたして、負け続ける不安」は少なくなります。少なくともいいから確実に利益を出していきたいと思っている方がいらっしゃいましたら、このFX手法を試してみてください。

繰り返しになりますが、「10人中10人」というキーワードを忘れないようにしてください。