現在、再びサブプライムローンが、アメリカでブームだそうです。前回は、家でしたが、今回は、自動車です。
アメリカは、購買意欲が高いし、低所得者層にお金を融資します。アメリカ金融機関はリスクを避けるために、それを債権化して世界中にばらきました。見えない恐怖や不良債権化が、世界恐慌(リーマンショック)の発端でした。
私は、それまでFXで月平均して20万円前後利益を上げていました。手法は、スイングと長期保有(塩漬け)でした。当時は、円キャリー制度のおかげで円安一方向でしたし、スワップポイントも高かったです。
だから、高金利通貨のみを扱っていました。また、レバレッジ規制も緩く、個人でも200倍を使えました。
手法概要
手法名 | リーマンショック前後の私のトレード | ||
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開発者 | ホワイトソックス さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 日足、週足 | ||
通貨ペア | ポンド円、豪ドル円、南アランド円、トルコリラ円、その他 | ||
分析手法 | ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | ナンピン、ハイレバレッジ、逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 7日 |
FX業者 | 外為どっとコム | 月間取引頻度 | 30回 |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-0.3 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -300pips |
塩漬けポジション
当時のポンドを除く主要通貨は、1円から1.5円ぐらい値を下げたら、また息を吹き返す展開でした。だから、押し目買いとスワップ目的の塩漬けの両手法を用いていました。
スプレッドが大きいトルコリラやZARは、塩漬けでした。押し目買いは、豪ドルやポンドでした。
正直、サブプライムショックの時も安易に、必ず戻るだろうと思っていました。だから、円高が続くと思わず、下がったところで買いを入れました。
反転するだろうと思い見ていると、一向に反転する事はなく、追加証拠金を入れました。そして、その行き先は、強制ロスカットでした。
強制ロスカットになった後も再び外貨ロングにしました。今までになく高金利通貨が安かったから、お買い得に思えたのです。そして、再び強制ロスカットになりました。
ショートの動きは速い
数時間で円ドルのドルが、2円とか3円とか落ちる光景を見るとは、思いませんでしたね。これから得た教訓は、円外貨において、外貨ショートの値動きは、非常に速いという事です。
また、投資家心理が不安になると、避難通貨である円は、買われるという事です。
塩漬け(長期保有)のスワップ狙いで損切り有も悪くはありませんが、外貨ショートを使いこなせなければ、FXでは勝てない事を身をもって実感しました。