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トルコリラの特徴@過去に16.75%という超高金利政策を採用

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トルコは親日国として有名な国であり、東京オリンピック開催地をイスタンブールと競ったことで、国内の注目をあびることになりました。
アジアとヨーロッパの丁度中間地点に位置するトルコは、東洋文化と西洋文化が交わる国として知られています。そのトルコで流通しているのが「トルコリラ」という通貨です。

 

超高金利通貨のトルコリラ

トルコリラの特徴の一つとして挙げられるのが、なんといってもその「高金利」です。高金利が話題となり、個人の投資家やトレーダーの間では密かに注目されている通貨なのです。

2016年7月時点での金利は「7.5%」 各国の通貨と比較してもトップの高金利通貨であることがわかります。かつて、2008年7月には、なんと「16.75%」という驚きの超高金利でしたが、現在は少し抑えた「金利政策」をとっています。
金利を上げるということは、外国からの資金を集めたいという「中央銀行」の思惑があります。
つまり、「16.75%」という高い金利にしてまで、外貨を獲得したいのには様々な理由があるということです。
しかし、金利の過度な上昇は、その国の危険信号ともなりますので、7.5%まで抑えた「政策金利」はトルコリラの信用度が高くなっているという証でもあります。トルコという国自体、現在も発展を続けており、また人口も増加傾向にあるので、今後が成長が期待出来る通貨と言えます。
 

ユーロへの加盟は認められるのか?

トルコリラは非常に金利が高い魅力的な通貨ではありますが、お世辞にもメジャーな通貨ではありません。その為、情報量という面では圧倒的に不利です。

メディアなどでもそれほど取り上げられる事もなく、トルコという国の情勢自体掴みにくいというのが難点です。しかし、現在では実際に多くの投資家がその金利に目をつけ、取引を行っています。高金利というだけでスワップによる利益も狙えるので、年々人気は上昇しつつあるのです。
トルコリラの為替相場を把握するには、周辺各国の動向にも目を光らせておく必要があります。
トルコ国はアジアとヨーロッパの中間地点に存在するので、アジア圏とヨーロッパ圏両方の動向を見極める必要があります。また、鉱山資源が豊富な国でもあるので、そういった鉱山関連の価格動向にも注意しておくべきでしょう。
また、トルコはユーロへの加盟を希望している国でもあるので、仮にトルコリラがユーロとなってしまった場合には今の様な金利は望めません。裏を返せば「今がチャンス」とも言えるので、今のうちに取引しておくのも悪くない選択です。
ただし、地政学的なリスクが多分にある国ですので、その点を十分に認識したうえで、取引を行うことが何よりも重要となります。
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