私は主に、スキャルピングでFX投資を行っています。スキャルピングは比較的多めの通貨単位で、短期間の売買を行うFX手法です。

私の場合、ドル円10万通貨単位に特化してトレードしています。スキャルピングはスプレッドの狭さが重要で、ドル円だとスプレッドが最も狭いので重宝しています。

またドル円はクロス円に比べて乱高下しないため、予想外の動きをして痛手を被るリスクを減らせるのも、ドル円を選択する理由です。

スキャルピングは多くの通貨単位を保有するリスクを、保有する時間を短期間に絞ることでリスクを限定するFX手法です。

したがって、いったん新規注文してからは、完全にFX相場に張り付いた状態になり、危険を察知したら瞬時に撤退できる体勢を取るようにしています。

ストリーミングでの注文になりますが、新規注文時に自動的に損切り決済注文が入るように設定していますし、パソコンが壊れたり停電したりしてうまく損切りできないようなことを想定し、スマートフォンでの注文もできるように準備を整えます。

スキャルピングはファンダメンタルズの影響を、かなり受けやすい傾向にあるので、重要指標の発表があるときは絶対にトレードしない ようにしています。たとえばアメリカ雇用統計の時などは、予想外の動きをして痛手を被りやすいです。

ただし、欧米のヘッジファンドが意図的にFX相場を動かそうとしている時に乗っかり安いと思います。

ヘッジファンドFX手法の概要

ポジションを刈る特徴的な値動き

2、3ヶ月に一度のペースで日本人が寝静まった 金曜日の深夜、ヘッジファンドは仕掛けてくる 事があります。日本のFX投資家が築いたポジションを狩りにくるのです。1時間足が6時間から12時間、継続的に一方向に動き続けることがあります。

アベノミクスで円安基調が続いている2013年以降だと、意図的にヘッジファンド勢は円高ドル安に持って行こうとするのです。その時が狙い目です。

各種テクニカルを分析するよりも、FX投資家のオーダーが開示されている情報を見て レジスタンスラインがどこにあるかを把握し、そこをへッジファンドが狙っているかどうかを見極めることが大切です。

へッジファンドが狙っているトレンドを把握したと思ったら、その日はその方向にのみエントリーします。

エントリーするタイミングは1分足がブレイクしそうなところ で行います。1分足が逆方向にブレイクしそうになったら即撤退、利食いについては5分足の頂点を目指すというイメージでおこないます。

うまくいけば面白いほど連勝が続きますが、その連勝できる日は一ヶ月に1度ほどしかありません。

とにかく「FX相場では金曜日の深夜が狙い目 」です。