これは、雇用統計発表後に使う、FXの売買手法です。直近の2014年4月4日、金曜日の日本時間21時30分に発表された後の値動きを例に解説します。
私の売買手法は、発表後の米ドル円の動きの特徴を掴み、翌週の月曜から売買を行います。
FX手法概要
手法名 | 雇用統計後の月曜日がFXの取引チャンス! | ||
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開発者 | oioi さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 15分足、30分足、1時間足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足、ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | 指標トレード、順張り | ||
取引市場 | 東京市場 | ポジション保有時間 | 3日 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下-3回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -100pips |
雇用統計発表後の、翌週にエントリー
具体的に、4月4日(金)の21時30分までの米ドル円は、一時104円台を付けるも、結局103円台前半で終了しました。この日のように、104円をつけた後の下落が重要なのです。
雇用統計発表して間もなく「大台の104円をつけ後に、大幅下落する値動き」しかも、104.10円には前日の高値もありました。FX相場は、騙しの動きがあった時は、逆にトレンドが出やすいのです。
この動きから、上値の重さを強く感じ、翌週の月曜日AM10時以降 に売りポジションで入ります。何故10時かというと、週初めの窓開けと、東京市場がオープンした後の値幅を、ある程度確認する必要があるからです。
窓開けが極端な時や、東京市場がオープンしてFX相場が乱高下するようであればエントリー注文は行いません。
4/7は、目立った窓開けもなく、東京市場が始まっても穏やかなチャートでしたので、103円前半でSELLを10LOT。リミットは102.00にして、ストップは104.15円にします。
もし、102円に届かなかった場合でも、4月11日(金曜日)の22時までには決算をします。
今回は米ドル円が、雇用統計発表後に、104円台から103.2円まで80ppも一瞬で下がった事から、翌週は、売りポジションで入る事にしたということです。
※米ドル円1時間足 取引イメージ
米ドル円の長期的FX戦略
世界情勢が激変しない限り、今後は米国の失業率が改善され、米ドルの金利が上がる事が予想されています。
よって、今後の米ドル円は、個人的に120円に向かう事は間違いないと思っています。しかし、常に一方向に120円に向かう事はありません。FXは上がったり、下がったりを繰り返すものです。
長期的に円高方向を狙いながら、その下げ局面を、細かく狙う売買のFX手法を今回は解説しました。因みに、2014年4月の米国の失業率発表は、6.6%の予想から、実際は6.7%でした。
取引結果として、4月7日に103円台で実施した売りポジションは、4月9日に102.00円で決算され、10ppの売りポジションは、10万円以上の利益を生む事ができました。
雇用統計発表後の値動きというのは、結構特徴があって、過去1年間で同じような値動きで米ドル円が下がった局面は、7度あり、戦績は5勝2敗といったところです。