FX取引を続けてきて、まもなく5年になろうとしています。この5年間、一時的に勝った事はありますが、総合収益では計算するのが嫌なくらい負け越しています。
ここでは、自分がFXで負け続けてきたやり方について紹介したいと思います。
まず、損切り設定をせずに強制ロスカットを食らってしまった事が何回もありますので、それ以降は損切りは徹底して行っているので強制ロスカットは食らっていません。
しかし、強制ロスカットを食らわないような取引を行っているからといって、勝てるようになったというわけでなく、損失は積み重なっています。主に4つのFX手法で大きな損失を出しました。
FX手法概要
手法名 | FXで勝てなかった4つの取引スタイル | ||
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開発者 | ishiba さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1分足、15分足、1時間足、4時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、高値安値、ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | ナンピン、両建て、指標トレード、逆張り、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 12時間 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 50回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-0.2 |
平均利益 | -60pips | 平均損失 | pips |
1.両建て手法
損切りはしないけれど、両建てを行うというFX手法に切り替えた事がありました。予想と違う方向に行くと損切りするのではなく、逆ポジションを取って損失を膨らませないようにする方法です。
両建ては上手く行けばどちらのポジションもマイナスを消す事が出来ますが、どちらのポジションにしても外すタイミングが非常に難しく、結局損切りしておいた方がポジション取りの手数料も取られずに済んだという事が多かったです。
2.損小利大手法
利益が小さく損が大きくなると結局勝てないので、利益を2、損失を1に抑えるようなルールを作ってトレードをしました。損小利大トレード というやつです。
しかし、自分にはこのスタイルは合わず、結局損失ばかりが積み重なって、教科書通り都合よく勝てる事も無かったです。さらにこのルール徹底は至難の業であり、感情に任せて失敗してしまう事も多かったです。
3.ブレイクFX手法
レンジ相場を掴んで、ブレイクを確認してからの順張りFX取引は一時的に勝率を上げる事が出来ました。
しかし、結局「トレンド」と「レンジ」の判断に頭を悩ませることになり、そこに迷いが発生してしまいます。これも、長期的に勝てるFX手法ではありませんでした。
4.ファンダメンタルズFX手法
ファンダメンタルズ分析も勉強して挑戦しましたが、思惑と違う方向に行ってしまう事が多くて、素人が学んだ分析方法では、値動きに振り回されてしまい逆効果でした。
また、重要な経済指標の前に様々なFXサイトから情報を集めて、指標結果を予測して取引を行ったりもしましたが、これも上手くいきませんでした。
アメリカの雇用統計発表でヒゲの天井を掴まされて、散々下がった後に手動で損切りしたのは苦い思い出です。
まとめ
こうやって、負けたFX手法を上げて見ると、どんなFX手法であっても自分のメンタルが弱かったから失敗したのだと思っています。
どこかのFXブログで、メンタルさえしっかりしていれば、FXは、どんな手法でも勝てるといった意味が最近分かったような気がします。
損失を出したからといって、すぐにそのFX手法を止めるのではなく「ある程度の期間をみなければ」そのFX手法の本当の実力はわかりません。
ですから、現在検証していて手応えを感じているものがあるのですが、そのFX手法も、最低でも半年くらいの検証スパンをみたいと思っています。拙い文章失礼しました。