これは、豪ドル米ドルに絞った手法です。豪ドル米ドルは、短期と長期のチャートでは、全く違う印象を受けます。
日足より短いチャート、特に分足チャートでは乱高下激しく、これについていくのは大変そうで心臓に悪く、ストップロスもどこに置けば良いのだろうと悩まされます。
一方、日足チャートを見てみると、豪ドル米ドルはかなり強いトレンドに沿った動きをしているのが分かります。
この強いトレンドに乗ることで、大きな利益を得ています。トレンド期間は、数ヶ月続くという考えが大前提であります。
ここ1年は、約半年の下げトレンド、その後、同じく約半年の上げトレンドとなっています。
豪ドル米ドルFX手法 概要
手法名 | 1回目のFXブレイクでは入らず押し目と戻し目をしっかり待つ | ||
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開発者 | kabedon!!fx さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 豪ドル米ドル | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 5日 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 5回 | |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-5 |
平均利益 | +100pips | 平均損失 | -20pips |
FXは「押し目」「戻し目」まで待つ
トレンドに乗る際に重要なのが、トレンド転換点を上手に判断することです。豪ドル米ドルの動きはかなりクセが強く、頻繁に「だまし」が入ります。
しかし、その「だまし」を見極めてしまえば、簡単に勝てるようになります。
豪ドル米ドルは海外のFX投資家も多く見ているチャートですので、基本的にはダウ理論に従ったFXトレードを行います。
さて、「だまし」を見極めるコツですが…豪ドル米ドルの場合、ほとんど「だまし」であると考えて差し支えありません。ただし、最初のだましを回避できれば、次のトレンドでは大きく動く特徴があります。
レンジ状態、もしくは、ちゃぶついているところから、勢いよくレンジをブレイクするときがあります。けれども、このような場面では決して飛びついてはいけません。
それでは、どのタイミングでエントリーするのか?それは・・ブレイクの兆しの後を注視します。
必ずブレイクしたレンジの高値や安値まで待ってから、エントリーをするようにします。
流れとしては、
・日足でのレンジブレイクを確認する
・1時間足で、レンジ高値・安値での反発を確認してエントリー。
このように、1時間足での動きを確認することで、損切りの位置を小さく、そして明確に決定できるというメリットがあります。
これは、ダウ理論の基本であり様々な通貨でも応用できるかと思いますが、一前述したように、最初の騙しを回避してしまえば、同じ方向に動きやすい、豪ドル米ドルに合ったFX手法です。