FX相場の転換点を手軽に、視覚的に分かりやすく知ることができるのが「平均足」
しかし、平均足は通常のローソク足よりも反応が若干遅く、短い時間でのFX取引にはあまり向かない。
いったいどうすれば、この平均足を使いこなすことができるのだろうか?今回は、そんな平均足の便利な部分を上手く引き出した、手堅いFX手法をご紹介する。
FX平均足手法の概要
手法名 | FX平均足手法@移動平均線の一致でエントリー | ||
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開発者 | 三浦池山 さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 15分足、1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、平均足 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 24時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 5回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +80pips | 平均損失 | -50pips |
4つの平均足を使ったトレードスタイル
使う時間足は以下の4つ。
- 【日足】【4時間足】【1時間足】【15分足】
この4つの時間足で、「同じ色の平均足」を確認してからエントリー 行うという非常にシンプルなFX手法だ。
これに加えて、移動平均線も表示する。パラメーターは「21MA」 に設定。
以下が売買ルールになる。
・買いポジションを持つ場合
1.上位3つの時間足が21MAの上に位置。更に平均足が「陽線」
2.その時に15分足で「陰線」⇒「陽線」に変わった時にエントリーする
・売りポジションを持つ場合
1.上位3つの時間足が21MAの下に位置。更に平均足が「陰線」
2.その時に15分足で「陽線」⇒「陰線」に変わった時にエントリーする
取引する通貨ペアは、何でもいいが・・ユーロとの相性が良い。
平均足だけでは「保ち合い」で勝つのは難しいが、そこに「移動平均線のトレンド判断」をプラスすることで、騙しを回避出来るようになる。
取引回数は少なくなってしまうが、闇雲に平均足で入るよりも成果が得られる。
※ユーロ円【日足~15分足】取引イメージ
決済ルール
損切りルールだが、これは-50pips に決めている。前述した通り「保ち合い」のFX相場でサインが出る事はないので、1回1回のトレンド相場に確実に乗っていく為、余裕をみたストップをおいている。
利確は100pipsを狙うが、15分足で明確なサポートが出来た場合は、そこにストップを置くようにしている。
このFX手法のまとめ
このFX手法は、トレンドに乗ることを強く意識した手法である。取引回数は少ないが、うまくエントリーできれば大きな利益を期待できる。
小動きの相場だと、日足、4時間足、1時間足の色い、尚且つ移動平均線の位置関係が一致する事はない。ただ、それは「休め」と相場に言われている状態なのだ。
必ず、4つの時間足の色が揃い、移動平均線の向きが一致するときがやってくる。だから、それまではじっくりと休んでいればいい。