いつもサイト参考にさせていただいております。今回は、自分が得意とする「移動平均線乖離率」を使ったFX手法を紹介させていただきます。
乖離率は、簡単に言えば、価格が移動平均線から「どれだけ乖離しているか?」を数値化した指標です。移動平均線からの離れ具合で「買われすぎ」や「売られすぎ」を判断しています。そのため「逆張り」にはとても効果的です。
しかし、これはどんな指標でもそうですが、このインジケーターのサインに単純に従えば勝てるとは限りません。
そこで、今回はトレンドの終わりの地点での、移動平均線乖離率と単純移動平均線を組み合わせたFX手法を紹介します。
移動平均線乖離率:FX手法概要
手法名 | ダブルトップ・ダブルボトムはローソク足だけではない! | ||
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開発者 | keisuke.s さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線、移動平均線乖離率 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-2 |
平均利益 | +30pips | 平均損失 | -15pips |
乖離率のダブルトップ・ダブルボトムを狙う!
使うインジケーターは2つで、自分はデイトレ派なので5分足と15分足を使ってFXトレードをしています。
- ①単純移動平均線(パラメーターは21)
- ②移動平均線乖離率(パラメーターは21)
エントリールールは6つです。
- ①相場の高値圏でダブルトップを作っている乖離線を発見する
- ②ダブルトップのネックラインブレイクを確認する
- ③単純移動平均線21MAが下向きになったら売りエントリー
- ④相場の安値圏でダブルボトム作っている乖離線を発見する
- ⑤ダブルボトムのネックラインブレイクを確認する
- ⑥単純移動平均線21MAが上向きになったら買いエントリー
このFX手法のポイントは、ネックラインブレイクではエントリーしないということです。21MAの傾きを確認することで、騙しを効果的に回避できます。
※ユーロ円5分足 取引イメージ
素直にブレイクした場合はポジションを引っ張る!
- ①損切りは、5分足で-10pipsを目安。15分足では-20pipsを目安にしています。
- ②利益の確定は、5分足、15分足ともに、直近のレジスタンスラインやサポートラインを試して、反発した場合です。素直にブレイクした場合は保有します。
※決済イメージ
どちらかといえば順張りFXトレード
今回紹介するFX手法は、逆張りではなく、どちらかといえば、順張りFXトレードの部類に入ると思います。移動平均線乖離率での反転と、移動平均線の相場転換の二つのサインで、順張りのタイミングを狙う手堅いFX手法です。
そのため、やや遅いエントリーになってしまいますが、騙しを回避できると思えば、自分的にはそれもメリットになり得ると思っています。参考にしていただければ嬉しいです。