スキャルピング&デイトレ派の専業FXトレーダーだが、今回は少し長めの取引スタイルを紹介する。
かなりシンプルであり、このFXルールで本当に勝てるのか?と疑問に思うだろうが、損切りさえきちんとやれば勝てる。
ZigZagといったインジケーターがある。これはFX相場の大きな流れを見るためのテクニカル指標。主に反転するポイントが売買サインになる。
今回は、「価格のリズムが出ている箇所を確認して、エントリーする」といったFX手法をご紹介する。
取引するFXチャートは日足。通貨ペアはEUR/USD、GBP/USD、AUD/USD クロス円よりもドルストレートの方が勝率が良い。
ZigZag FX手法 概要
手法名 | シンプルなスイングトレードFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | hiro-toshi さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | トレンドライン、ZigZag | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1か月 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-5 |
平均利益 | +200pips | 平均損失 | -40pips |
「綺麗な山」が出ている事を確認する!
以下、使うテクニカル分析
・ZigZag(5、5、3)
・トレンドライン
以下、エントリールール(買いの場合)
1.日足チャートで、2つの山が綺麗に出ているのを確認。
2.zigzagでも綺麗な山が2つ出ていることを確認。
3.トレンドの底と反発箇所に、トレンドラインを引く。
4.価格が再びラインまで来たら買いエントリー。
トレンドの底が1、次の反発箇所が2、再び戻ってきた箇所で3。この3の箇所でのエントリーになる。全てのzigzagに、トレンドラインを引いても必要のないエントリーを増やすだけなので、騙し回避のルールを加える。
とにかく、綺麗な山を見つけること。それに加えて、たとえ綺麗なリズムが出ていても、直近の高値・安値を超えられずに、ラインに戻ってきた場合は、エントリーを見送る。つまり、ダウ理論を考えるということ。
日足のトレンドラインは、多くのFX投資家が見ているラインだが、それに、zigzagを付け加える事で、エントリーポイントを明確にする効果がある。
※ポンド米ドル日足 エントリーイメージ(チャートはクリックで拡大します▼)
3か月以上保有する場合もある!
次は損切りと利益確定に関して。
損切りルール
損切りは-50Pips 程度が基本で、トレンドラインを終値でブレイクした場合で、-50pips のロスカットに掛かっていなかった場合は成行で損切りをする。
利益確定ルール
利益確定はトレンドラインをブレイクしたら。または、最初からリミットを 300pips以上に決めておいても良い。
自分の場合は、思惑通り上昇・下落した場合は、500pipsの含み益になってから初めて利益確定の検討に入る。
長いトレンドラインでエントリーした場合は、3か月以上保有する場合もある。その時は自ずと大きな利益が期待できるとき。最初から長期目的のポジションなので、1つ1つの動きに左右されず、どっしりと構えていれば良い。
※ポンド米ドル日足 決済イメージ(チャートはクリックで拡大します▼)
リスク分散としてこのFX手法を使っている
スイングトレードのFX手法なので、取引回数は多くても月3回。少なければ1度もない。しかし、この日足でリズムが出ている箇所では信頼度が高いサインになる。
普段やっているスキャルピング&デイトレのリスク分散として、複数のスイングFX手法を持っているが、このルールもその一つ。
スイングトレードはシンプルが良い。そのシンプルさが、自然と皆が意識するラインでのFXトレードになる。