FXを始めてから4年が経過したサラリーマン投資家です。始めてから3年間は、MACDやボリンジャーバンドなどのテクニカル分析で取引していました。
ここ1年は、移動平均線と支持線・抵抗戦を意識した分析を行っております。支持線や抵抗線には、いろいろな候補があります。
5分足チャートなどを見ると、それこそ無数の支持線・抵抗線候補を見つけることができます。
これは過去のFXチャート見て、検証した結果分かったことですが・・支持線・抵抗線の寿命は3回までが多いです。
3回目のブレイクでエントリーしても、なかなか上手くはいきませんが、4回目以降のブレイクは明らかに勝率が良い傾向にありました。
ダブルトップやトリプルトップがあるのに、それ以上の呼び名を聞かないのと、何か関係があるかもしれません。実際、ダブルトップやトリプルトップはよく見ますが、それ以上はあまり見かけません。
今回はこの支持線・抵抗線の寿命を利用した、ブレイクアウトのFXトレードを紹介します。
ブレイクアウトFX手法 概要
手法名 | 4回目のブレイクを狙うFX手法 | ||
---|---|---|---|
開発者 | tutto さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | デイトレード | ||
時間足 | 5分足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ポンド円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 2時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 10回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +25pips | 平均損失 | -10pips |
3本のEMAを使ってダマシを回避する!
最初に5分足チャートに、支持線と抵抗線を引きます。このラインを引くための決まりは、「価格が3回試されている箇所」です。
ここをブレイクした時は、価格が加速すると予測するわけです。ラインはピタッと止まっているところが一番良いですが、なかなかそういう場面はないので少々アバウトでも大丈夫です。
このラインがエントリーの基準になります。
ただ、それだけではやはり負けが多くなってしまうので、3本のEMAを使いエントリーしてもよい場面と、してはダメな場面を分けます。
使うインジケーターの数値は3つになります。EMA(10・21・50)
エントリーしても良い場面は以下の2つです。
1.EMA50が水平よりも若干角度がついている。急な角度での上昇・下落はNG。
2.EMA10とEMA21がトレンドの形であるところを確認。
ここまでの相場状況を認識して、いよいよエントリーをします。
価格が3回以上試されていて、4回目以降の5分足ブレイクで新規ポジションを持ちます。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
利益確定はEMA21ブレイクまで引っ張る!
・損切りは-10pipsです。
・利確はEMA21を逆に実体抜けしたらになります。
損切りを迅速に行い、利確は伸ばします。ほとんどありませんが、このルールで損切りの10倍の利益である100pipsをとれた時もありました。
※ユーロ円5分足 決済イメージ
このFX手法のポイントはEMA50から見ること!
このFX手法は支持線・抵抗線候補を見つけなければ始まりません。
ですから、最初はそれらのラインを発見するまでは時間がかかってしまうかもしれません。コツとしてはEMA50の角度が緩い場面を見つけてから、支持線・抵抗線候補を探すと良いと思います。
ブレイクアウトのタイミングを掴めれば、利大損小のFXトレードが可能になります!
慣れてくれば、スグに見つけられるようになるので、慣れるまでトレーニングを繰り返してみて下さい!