はじめまして。いつもサイトを参考にさせていただいております。クオリティの高い構成に驚いています!
FXは軽い気持ちで始めましたが、非常に中毒性があり、今までやっていたスロットを引退して完全にFXに鞍替えしました。
スロットは今までの人生で、数百万円(もしかしたら一千万円超えてるかもしれない・・。)という損失になっていますが、なかなか辞められませんでした。
その自分が、FXの分析に取り組んでいる訳ですから、FXの魅力は凄いものがあります。
自宅でできる!外出中もできる!というのは、スロットにない魅力ですし、きちんとした根拠があればスロットよりも勝てそうな気がしました。安易な考えでしたが・・。
始めた頃に、教科書通りの「ボリンジャーバンド」を使ったFX取引で、手痛い損失を食らいました。今回は、FX初心者の方が同じような目に合わないように、私が失敗した方法を紹介させて頂こうかと思います。
ボリンジャーバンドのFX手法 概要
手法名 | ボリンジャーバンドの順張りと逆張り取引 | ||
---|---|---|---|
開発者 | 元スロット中毒 さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 10分足、15分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円 | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 逆張り、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間 |
FX業者 | 外為どっとコム | 月間取引頻度 | 100回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-0.5 |
平均利益 | +10pips | 平均損失 | -20pips |
順張りと逆張り両方やってみた
一応、FXを始める前に簡単な勉強をしました。そして、ボリンジャーバンドを見つけました。
初めに勉強した本やサイトが悪かったのかもしれませんが、価格が±2σに収まる確率95%、±3σに収まる確率99%という確率を目にします。
そして、その確率を信用して、
- ・+2σを超えたところで逆張りの売り
- ・-2σを超えたところで逆張りの買い でエントリーしました。
- この方法は、ボリンジャーバンドの幅が小さくなり、真横に続くレンジ相場では有効です。しかし、一旦トレンドが発生してしまうと、バンド内に収まらず、そう簡単にレートは戻ってきません。
計画的な損切りが出来れば、まだ救いはあるかもしれませんが、素人の自分が高度な損切など出来るはずもなく、このFX取引で手痛い損失になりました。
次に、順張りでのFX取引も行ってみました。
後から調べてみると、考案者のジョン・ボリンジャーは逆張り指標としてではなく、順張り指標として考案されているとのこと。
じゃ・・何で95%とか、99%とか魅力的な数字を謳っちゃうのよ・・と疑問に思いながらも、順張り取引をしたところ・・やはり上手くいきませんでした。
順張りで使うといっても、±2σを抜けたと判断できる基準が明確でなければなりません。ヨコヨコの相場では、抜けてもすぐに戻ってきてしまいます。大損はしませんでしたが利益は出ませんでした。
ジョン・ボリンジャーは破産しているらしい
ということで、ボリンジャーバンドの使い方が間違っているのかもしれませんが、自分の場合は全く成果が出ませんでした。恐らくシンプル過ぎたのだと思います。もっと、上手い使い方があるのではないかと・・・。
いずれにしろ、教科書に載っているようなボリンジャーバンドの使い方ではFXは勝てません。
しかも、これはテクニカル分析と直接関わりがあるか分かりませんが、色々と調べたところ、考案者のジョン・ボリンジャーは「破産」をしているらしいです。
これには驚きました。何が原因で破産したのか分かりませんので、一概には言えませんが、正直この話を聞いてボリンジャーバンドに冷めてしまったのも事実です。
プライスアクショントレードに大きな可能性を感じる
現在は、プライスアクショントレードを学んでいます。これは、ペナントやフラッグなどのチャート形を参考にして売買する方法です。
まだまだ、お小遣い程度の利益ですが手応えを感じながら、楽しくトレードすることが出来ています。
FXを始めたばかりの頃は、自分がそうだったように分かりやすいテクニカル分析に走ってしまいます。今考えると、正解はそこではないような気がします。
なので、FX初心者の方は楽な方向にいかずに、広い視野を持って取り組んだ方が早く結果が出ると思います。
偉そうなことを言える程、勝っているわけではありませんが、私と同じような失敗をしてほしくないので、今回失敗経験をお話させていただきました。皆さんの参考になればと思います。