FXを始めてから5年くらいになります。その間にいろいろな方法を試しているのですが、なかなか思惑通りにはいかないと感じています。
投資をする人が増えている影響もあってか、FXに関する書籍や雑誌が多く並んでいますが、それらに書かれている情報を参考にしても、正直言ってFXで勝てるようにはなりませんでした。
FX手法 概要
手法名 | 損切りが遅いFX手法では勝てなかった | ||
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開発者 | masu さん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | 長期保有 | ||
時間足 | 日足、週足 | ||
通貨ペア | ユーロ円 | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線 | ||
その他選択項目 | ナンピン、逆張り、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 20日 |
FX業者 | 外為オンライン | 月間取引頻度 | 3回 |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 50% | 損益レシオ | R-0.5 |
平均利益 | +200pips | 平均損失 | -400pips |
損切りのストレスを感じないFX手法を探したが・・
雑誌に書いてあるFX手法のなかで、トライしたのは、ナンピンを使った方法です。ほとんどの書籍や雑誌では「損切りしなければ勝てない。」と言っている中で、ある雑誌で見つけたFX手法では「ナンピンを推奨」していました。
ナンピンはポジションがマイナスになっているときに、新たにポジションを持って、現在持っているポジションのマイナス値を軽減することができます。
確かに為替レートがプラスに向かえばメリットがあります。しかし、ポジションを持ったところより、さらに不利な位置に向かったときは、マイナス幅は増大してしまいます。
この方法を使って、ユーロ円で取引をした経験があります。テクニカル分析は、移動平均線とローソク足です。
移動平均線の「20MA」が上昇トレンドになっている時に、ローソク足が長いひげをつけてから、注文のタイミングを考えます。そして、上昇が続くのであれば、必ず近くにある高値をブレイクすることになります。このタイミングで買い注文をしていました。
もしも、思惑通りの動きにならなかった場合は、またもや移動平均線と日足や週足のヒゲを参考にエントリータイミングを図ります。こうやってポジションを増やしていきます。
ユーロ円は、動き出せば一方向になる傾向が高いと書籍に書いてあったので、それを鵜呑みにして幅を大きく取っていました。
決済方法についての取り決め
損切り確定の仕方は、あらかじめ逆指値注文を出しておきます。注文場所は、最初にポジションを持ったところから、300pipsマイナスになったところです。
仮にナンピンをしてポジションを持ったときも、同じ場所で損切りを決行します。利益確定方法は、最初にポジションを持ったところよりも、プラス300pipsの位置です。
ナンピンをしても利益確定場所は、最初にポジションを持ったところと同じです。
効率の悪いFXトレードになってしまった
この方法で1年くらいFX取引しているのですが、結論としては上手くいってはいません。ナンピンをする時は損切りする確率が高く、逆にしない時は利益確定する確率が高くなっているからです。
つまり、負ける時にロット数が自ずと多くなるので、総合的な成績というのは悪くなってしまうのです。また、心の問題もあり、利益が乗っている時は、なかなか300pips到達まで我慢できない傾向にありました。
今後は、利益確定場所を遅らせて300pips以上を取るか、このような効率の悪い取引自体を辞めて、その他の方法でトライすることを考えています。