長期で、外貨投資を行う際の方法として最もシンプルな、「単純移動平均線の200日線」と、「20日線の」ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで決済を繰り返します。
長期的には大きなトレンドが発生するという前提でレバレッジを掛けずに外貨預金などで保有する方法です。
長期保有手法概要
手法名 | 極めて堅実な取引スタイル | ||
---|---|---|---|
開発者 | しゅう さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | 長期保有 | ||
時間足 | 日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円 | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | 順張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 数ヶ月~1年以上 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 1回以下 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行 |
勝率 | 70% | 損益レシオ | R-1 |
平均利益 | 52pips | 平均損失 | -45pips |
エントリーと決済方法
・200日移動平均線と20日移動平均線のゴールデンクロスでエントリー(ゴールデンクロス確定の翌日始値で買い)
・200日移動平均線と20日移動平均線のデッドクロスで決済(デッドクロス確定の翌日始値で売り)
1年間で1回のペースで取引
2010年から現在まで、この手法を適用してみた結果、4回の取引がありました。
1回の取引で1000米ドルを購入、デッドクロスで決済した結果、最初の3回では平均4404円の損失(計▼13,482円)でしたが、最後の1回で20908円の利益となりました。
最終的な損益は差し引き7,336円のプラスです。
なお、1000米ドルの購入にそれぞれ往復180円の手数料が掛かったものとして、金利分は考慮していません。
とてもシンプルで有りながら有名な長短2種類の単純移動平均線を組み合わせ、レバレッジを掛けず、気長に外貨投資をしてみてはどうしょうか?
為替手数料はキャンペーンで安いときもありますし、長期保有すれば金融機関によっては何らかの優遇を受けられることもあります。(例えば、外貨保有残高に応じたATM手数料の優遇など)
手数料が多く掛かるのでお勧めはしませんが、店頭で買えば粗品ももらえるかも知れません。
外貨預金を利用する
この手法は、レバレッジを掛けて預入金以上の売り買いをするいわゆる外国為替証拠金取引とは少し違いますが、立派なFX(外国為替取引)です。
レバレッジを掛ける、いわゆる外国為替証拠金取引はリスク管理にとても神経を使いますが、このような外貨預金を利用するタイプのFXは売り買いの頻度も少なく手軽に始めることも出来ますし、金融機関のキャンペーンなどと連動して、いわゆる普通のFXとは違う楽しみ方もありますので、普通のFXと平行して行うというのがいいかもしれません。
分散投資の観点からも外貨への投資は欠かせません。どうせ外貨へ投資するならばステージ優遇や粗品(?)も狙い、金利も受け取り、その上で結果として利益が出れば万々歳といったスタンスもありかな、思います。