自分がFX取引で意識しているのは、とにかく「大きく勝つ」ことです。
取引回数を重ねてコツコツ利食いを繰り返すFX手法を否定している訳ではありませんが、このやり方だと無駄な手数料をFX業者に払っている事になり、決して効率的なFXトレードとはいえません。
しかも、空き時間なくモニターに向かう事は、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。
専業でFXをやれるならまだしも、自分のように兼業で空き時間にチャートを見るのであれば、やはりFXトレードの効率化を求めたいところです。まだまだ、修業中の身ですが、自分がやっているFX手法を1つ紹介させていただきます。
トライアングルFX手法概要
手法名 | 「大きく勝つ」ことがFX取引では重要! | ||
---|---|---|---|
開発者 | birudo さん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード、スイングトレード | ||
時間足 | 1分足、5分足、1時間足、4時間足、日足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル | ||
分析手法 | ローソク足 | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 10時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 20回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 40% | 損益レシオ | R-4 |
平均利益 | +40pips | 平均損失 | -10pips |
天井と底を狙うFXトレードスタイル
「大きく勝つ」というキーワードの基に取引するならば、自ずと天井と底を狙ったスタイルになります。そして、FXトレードの効率化を図る為には、ルールはシンプルである必要があります。
この2つの条件に適したスタイルが、「トライアングル」ブレイクを狙ったFX手法になります。
トライアングルは、言い方の違いがありますが、「三角持合い」「ペナント」と同じ意味と考えていただいて構いません。私がFX初心者の頃に学んだ書籍で、トライアングルという言い方をしておりましたので、そのように呼んでいます。
エントリーポイント
それでは、底・天井でのエントリーポイントについて解説して参ります。
確認する時間足は「5分足」になります。
買いポジションを例にしますと、
1.まず下落トレンドラインを引きます。
2.次に、安値からの上昇トレンドラインが引ける形になるまで待機です。この上昇トレンドラインは、角度が急激になってはダメで、ある程度緩やかなラインを引く必要があります。つまり、1で既に引いてある下落トレンドラインと上昇トレンドラインが、綺麗な三角形になるのを待ちます。
3.三角形(トライアングル)が完成したら、後はブレイクを待つだけです。5分足のローソク足実体ブレイクを確認してから成行でエントリーをする流れになります。
※ユーロ円5分足 エントリーイメージ
決済について
記事冒頭でお話しました通り「大きく勝つ」という目的がありますので、利益は多くとります。
5分足ですと、利確の第一目標は+50pipsです。50pipsを基準にして、自分の思惑通りの動きであれば更に伸ばす。50pips付近で、勢いがなくなり膠着状態になるようであれば決済します。
次に損切りについてですが、これは利益確定とは逆の考えで、上昇・下落が難しいとなれば迅速に切ってしまいます。最低でも、上昇トレンドラインの2点目の安値をブレイクしたら損切りの用意をすべきです。
※ユーロ円5分足チャート 決済イメージ
このFX手法のまとめ
いかがでしたでしょうか。トライアングルは、どちらかといえば押し目買いや戻り売りで使うFX手法が多いですが、底や天井でも威力を発揮するチャートの形です。
今回は5分足を使った説明でしたので、デイトレードFX手法になりますが、1分足だとスキャルピングでも使えますし、長い時間足だとスイングトレード用にも使える方法です。
精度を上げる為に、様々なインジケーターを追加したりした時期もありましたが、結局はローソク足単独でも勝てるという結論に達しました。大切なのは、キレイな三角形以外は手を出さない事です。参考になれば嬉しいです。