FXには、非常に多くの取引手法やテクニックが存在しています。中には、専門的な知識や長い経験に裏打ちされた精度の高いFX手法もある一方、素人でも簡単に実践する事ができるFX手法も豊富に存在しています。
FXをはじめたばかり、という方でも、実は勝率を上げる方法がしっかりと存在しているのです。
その中でも、特におすすめなのが、順張りと逆張りを常に意識したFX手法。チャートの動きをしっかりと把握するだけで、また、これらの基本的な手法を忠実に実践するだけで、大きな勝率を上げることも期待できるんです。
FX手法概要
手法名 | FXの勝率を上げるための基本は、順張りと逆張りを使い分けること | ||
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開発者 | gagaryさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 5分足、30分足、日足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、豪ドル円 | ||
分析手法 | ローソク足、移動平均線、ファンダメンタルズ | ||
その他選択項目 | 逆張り、順張り | ||
取引市場 | 東京市場、欧州市場 | ポジション保有時間 | 15分 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 200回以上 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 指値、逆指値 |
勝率 | 80% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +15pips | 平均損失 | -10pips |
ローソク足が基本となる
まず、順張りと逆張りによる勝率アップの方法に欠かすことができないのが、チャートの表示法です。
例えば、多くの方が実際に利用されているのが、いわゆるローソク足と呼ばれる方法ですが、順張り逆張りでも、ローソク足が基本となります。なぜなら、ローソク足を使用することで、その通貨ペアに於ける現在の値動きの強さを如実に把握する事ができるから。
特に、逆張りのような、一見するとそのチャートの流れに逆らうような取引な時ほど、チャートの動きの「強さ」を把握することが大切なんです。
ただし、よくFXチャート上にごてごてとたくさんのテクニカルを表示する方がいらっしゃいますが、順張り・逆張りにはたくさんのテクニカルは必要はありません。
必須なのは、チャートの動きの強さを見極める移動平均線と、チャートの動きを大幅に変える力を持つ指標の二つだけ。この二つを併用することで、チャート環境をしっかりと把握する事ができます。
動きの収束を見極める
また、実際に注文を発注するタイミングも重要。流れに沿ってエントリーする順張りはもちろんのこと、流れに逆らってエントリーする逆張りの場合には、チャート上の動きの収束を見極めた時点でエントリーすることが大切。
これを意識して行うだけで、いわゆる「天井ポジション」や「底ポジション」という、最も利益率の高いポジションを取得することも夢ではありません。
利益確定と損切りの設定
所有しているポジションがうまく利益をはじき出してくれているようなら、いよいよ利益確定の段階に移ります。この段階でも、注意点はあるんですが、それは1つだけ。
決して「欲をかかない」という点です。よく、20pips程度の利益では満足出来ないという方がいらっしゃいますが、これはFXという取引ではナンセンスともいえる考え方。
本来、FXとは「細かく離隔して利益を積み重ねていく」取引で有り、中長期にわたって保有して利益を上げる株式取引とは明確な違いがあります。
ですから、あくまでも個人的な考え方ではあるのですが、利益は15pips以上出れば確定するようにしましょう。特に、一度に10枚以上のポジを持つかたなら、15pipsでも十分な利益をだせるはず。
反対に、利益ではなく損失を出している場合、損失が10pipsを超えた時点すぱっと切る勇気を持って下さい。
5pipsなら、あくまでも流れによる誤差と考えて待ち続けるメリットもありますが、10pipsの損失が出た時点で、反転する確率が大幅に減少します。枚数が多い程どんどん損失が膨らむので、速やかに損失をカットする勇気と決断力を持つことが大切です。
FXは複雑ではない
いかがでしょうか?FXが複雑な取引に見えるのは、FXが複雑なのではなく、その取引を行っている方が複雑にしてしまっているだけなんです。
テクニカルや分析方法には明確な違いがあり、また、実際にそれらを使う方の個性や好みによっても違いがあります。
特に、順張り・逆張りのようなシンプルなFX取引を行う場合には、同じようにシンプルなテクニカルを使い、シンプルに潔いFX取引を心がけてみてください。
これだけで、グッと勝率を上げることが出来る上、負け率も相対的に下げることができます。