「短気は損気」という言葉があります。
ゆとりある心で物事を捉えることができず結局自分が損をしてしまうと言うのが大意ですが、これはFXでも当てはまります。
私自身気持ちを長く持つことができずトレードに失敗してしまうことがありました。
それまでは、スキャルピングやデイトレードなどが主なFX手法でした。しかし、あまりの失敗の多さからポジションを比較的長く持つスイングトレードへと変更しました。ボリンジャ―バンドを使用して逆張りを狙うFX手法です。
結果を言ってしまうとやはり損失が出てしまいました。しかし、以前よりは損失を減らすことができ、自分としては収穫ある内容でした。やはり長くポジションを構えることで、気持ちにゆとりができるのかもしれません。
FX手法概要
手法名 | 短気な性格によるFX投資の失敗 | ||
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開発者 | yu-kaさん | ||
勝てる? | 勝てない | ||
取引スタイル | スイングトレード、長期保有 | ||
時間足 | 日足、週足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、豪ドル円 | ||
分析手法 | ボリンジャーバンド | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | オセアニア市場、東京市場、欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 3日 |
FX業者 | SBIFXトレード | 月間取引頻度 | 5回 |
エントリー注文 | 成行-指値 | 決済注文 | 成行、指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-0.7 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -30pips |
ボリンジャーバンド±3σ
手法はいたって簡単です。日足のローソク足を表示した上でボリンジャ―バンドを使い、その3σ(-3σ)に値が到達した時点でエントリーするというものです。2σ(-2σ)を基準にしてしまうとダマシが多いので必ず3σ(-3σ)にします。
その際重要なのが値動きの勢いです。急激に値が動く様な時が反動で値を戻すことが多く逆張りに最適です。
一方で徐々に3σを脅かすような値動きの時は戻りも鈍いためエントリーを控えます。
利確はあらかじめ決めておいた額に到達した時に行います。私の場合は30pipsに設定することが多かったです。
損切のルールは特に決めていませんでした。長く所持していれば値は必ず戻すと考えていたためです。
損切り基準を設定しなかった事による失敗
このFXトレードは失敗に終わったと判断しています。
その要因として損切基準を設定しなかったことが挙げられます。どんなに損失が膨らんでも長く持っていればいつかは値を戻すと考えていました。
しかし結局は増えていく損失額を見ていられず、たまりかねて決裁をしてしまうことになりました。
そのため、利益を得るにも利益幅をどんどん小さくしていく格好となり、少しの損失ですぐにポジション解消という悪循環に陥りました。長期保有は利益への確実な道の一つであると今でも信じています。しかしそれを行うことはとても難しいと言うことを思い知りました。
克服するためには自分の短気を直す必要があると考えています。