スキャルピングのFX手法は複雑です。マルチタイムフレーム分析を使うか、それともマルチタイムフレームのインジケーターを使うか。
いずれにせよ複数の時間足といった、多角的な目線が不可欠です。それは5分足以下のチャートには、ダマシが非常に多いことと関係しています。
しかし、あるルールを追加するだけで、単一のチャートだけでFXトレードは可能です。今回はそのようなFX手法をご紹介します。
FX手法概要
手法名 | 期待値が高いスキャルFX | ||
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開発者 | mikeroさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング | ||
時間足 | 1分足 | ||
通貨ペア | 米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ユーロ米ドル | ||
分析手法 | 移動平均線 | ||
その他選択項目 | ハイレバレッジ、逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 100回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-3 |
平均利益 | +12pips | 平均損失 | -4pips |
移動平均線1本で取引可能
時間足は1分足単体です。1分足を使うことで、空いた時間にFX取引できるのがこのFX手法の最大のメリットになります。
使うインジケーターは、移動平均線EMA5。理由は分かりませんが、SMAよりもEMAの方が、勝率が良かったです。
それでは、EMA5を使ったタイミングの取り方です。
1.このFX手法は安値、高値でポジションを保有する逆張りです。
2.買いを例にすると、安値圏で推移している時に、EMA5をローソク足が終値で上抜けするのを確認します。ここでは、まだエントリーは行いません。
3.次に、今度はEMA5を終値で下抜けする動きを確認します。これは、価格の戻しが多ければ多いほど、後に信頼度が高いサインになります。
4.エントリーをするのは、上記2つのEMA5抜けを見てから、3回目のEMA抜けです。3回目は、上抜けを確認することになります。陽線の終値で抜けたら、成行で買いポジションを持ちます。
分かりやすくいえば、このサインが出る状況というのは、2回反転を待つということになります。
つまり、底や天井を2回確認している事を意味しますので、精度が高い位置取りが出来るということです。
※ユーロ円1分足 エントリーイメージ
損切りと利食い
損切りについては、シンプルで構いません。安値ブレイク、高値ブレイクに設置して下さい。
利益確定は、これはご自身の経験と性格から決めた方が良いと思います。例えば、利食いを待てない人は、勝率重視で早め。利食いを待てる人は、ストップを切り上げるルールでも良いです。
自分の場合は、利益が損失の3倍になるような設定値を常に意識しています。
※ユーロ円1分足 決済イメージ
マルチタイムフレーム分析で勝率アップ
このFX手法はロウソク足と移動平均線を目安にエントリー判断をしているため、単一のチャートでも比較的に高い勝率を誇ります。
しかし、取引回数は激減しますが、例えば5分足や15分足のマルチタイムフレーム分析を加えると。更に勝率が上がります。
取引回数と勝率のバランス。この調整はFXトレーダー個人に委ねられますが、研究を重ねれば最良のFX手法が誕生するかもしれません。