できるだけシンプルなエントリーFX手法で安定して勝ちたいと思い、試しているFX手法です。
エントリー手法にも色々ありますが、日々のトレードでパソコンの前に座っていられる時間には変化があります。
じっくりチャートの値動きを観察し、ここぞという瞬間的なタイミングでエントリーチャンスを狙う方法が中心ですが、もう少し余裕のあるエントリーをしたいと思い、このFX手法を検証しています。
FX手法概要
手法名 | MACDのダイバージェンスFX | ||
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開発者 | keiさん | ||
勝てる? | 勝てる | ||
取引スタイル | スキャルピング、デイトレード | ||
時間足 | 15分足、30分足、1時間足 | ||
通貨ペア | ユーロ円、ユーロ米ドル、ポンド米ドル、豪ドル米ドル | ||
分析手法 | RSI、MACD | ||
その他選択項目 | 逆張り | ||
取引市場 | 欧州市場、NY市場 | ポジション保有時間 | 1時間~4時間 |
FX業者 | 月間取引頻度 | 3回 | |
エントリー注文 | 成行 | 決済注文 | 成行、指値、逆指値 |
勝率 | 60% | 損益レシオ | R-1.5 |
平均利益 | +20pips | 平均損失 | -14pips |
エントリールール
クロスドルを中心に、好きな通貨ペアを選びます。
レンジを形成すると長く続き易いクロス円や、変動の大きいポンドは避けるようにしています。
メインの時間足は15分足ですが、30分足でも構いません。
エントリー方法(買いの場合)
・MT4チャートにMACDを表示させます。MACDは赤い点線を無視して、0.00を境目にした上下の山の傾きを見ます。
・チャートが下落トレンドを形成している時のMACDの山の方向を確認します。チャートと同様に下落している場合はエントリーしません。チャートが下落しているにも関わらず、MACDの山が上昇し始めたらダイバージェンスの始まりと見て、エントリーチャンスを待ちます。このとき、RSIが30より下であることを確認します。
・チャートがMACDの山の方向と同じ、上昇に向きを変えたらエントリーチャンスですが、陽線が2本確定するまで待つのが基本です。
・陽線2本確定後、次の足の安値が、前の2本の陽線の下値より下がらなければ買いエントリー。エントリー時にRSIが30を上抜けていても構いませんが、真ん中50まで来ていれば、見送った方が良いでしょう。
・陽線が2本続かず、陽線と陰線を繰り返しても上昇になっていればエントリーしても良いでしょう。その場合、直近下落時のローソク足のレジスタンスになっているラインを上抜けたところで買います。
※エントリーイメージ
損切りと利益確定
上記の買いパターンの場合、損切りラインは下落トレンド中の最安値ラインに設定します。損切りラインが近すぎる場合、最安値から更に10pips程空けて損切りラインを設定することもあります。
利益確定はRSIを使います。RSIがエントリー時から25~30上昇すれば決済します。つまり、エントリー時にRSIが30に位置していた場合、55ラインで決済します。しかし、この方法だと成行決済が多くなります。
15分足でRSIの変動幅が25~30で決済すると、平均して20pips前後が獲れます。指値やOCOを使う場合、あらかじめ利確と損切り幅を15~20pipsに設定しても良いでしょう。
決済イメージ
5分足はダマシが多いので15分足に落ち着いた
ダイバージェンスを使うエントリー手法は時間足が長くなるほどチャンスが出にくいことが難点です。
5分足だと発生も多いのですが、ダマシも多いので15分足に落ち着きました。エントリーチャンスが少ないので、様々な通貨ペアで試していますが、それでも一ヶ月に2回~3回/月です。
検証して半年も経っていませんが、豪ドルがダイバージェンスが起こりやすいように感じる一方、クロス円では少ないというデータになっています。